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森見登美彦ファン必見!聖地巡礼におすすめの『京都ぐるぐる案内』

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

今日から4連休。京都の下鴨神社では、本日より「みたらし祭」が開催されているようです。

みたらし祭とは下鴨神社の夏の風物詩で、無病息災を祈るお祭りです。境内にある、みたらし池に裸足で入れる機会。今日は天気もよくて、気持ちよさそうです。

以前、noteにも書きましたが、私は下鴨神社が舞台になっている森見登美彦さんの小説『有頂天家族』が大好きで、何度も本を読み返しては、京都を訪れています。「みたらし祭」も行ってみたいのですが、毎回タイミングがあわず、、来年こそは行ってみたいと思います。

前置きが長くなりましたが、今日も本をご紹介していきます。本日は森見登美彦さんの小説の舞台となった場所をめぐる、『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』です。

『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』の内容

乙女たちよ、腐れ大学生諸氏よ、本書を片手に京を彷徨(さまよ)いたまえ。妄想とリアルが錯綜する「京都捻転紀行」など、単行本未収録のお宝随筆2本立て!京都在住の写真家サカネユキさんの叙情的な写真、イラストレーター根岸美帆さんのラブリーなイラストマップ、そして人気漫画家・今日マチ子さんによる描きおろし画も!あの小説の、あの名場面へあなたを誘う、かつてない京都ガイド。

『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』のおすすめポイント

本作は、森見登美彦好きのための京都案内。小説に登場した場所を紹介してくれる本です。写真とイラスト付き、そしてカラーなので、脳内・森見登美彦ツアーもできてしまいます。(笑)

余談ですが、私は数年前にこの本だけをガイドブックに、妹と共に京都の街を歩きまくるツアーを決行しました。それはそれは楽しかったです。姉に付き合ってくれる妹がいて本当に幸せだなと思いました。

『有頂天家族』の下鴨神社、『四畳半神話体系』の鴨川デルタ、『夜は短し歩けよ乙女』の京都大学など、作品の象徴的な場所を押さえることができるのと、また、周辺地図もかわいいイラストで描かれているので、想像しながら回れたのが楽しかったです。

注意点としては、「あの小説の、あの瞬間を切り取る」タイプの案内本なので、ぜひ森見フリークと一緒に行くことをおすすめします。

森見登美彦の足跡をたどる

眺めているだけでも楽しく、実際に足を運んでみるとより一層楽しめる本作。森見登美彦ワールドに浸かっている方にはぜひ読んでいただきたい作品です。少し古い作品が多いので、第2弾も企画して欲しいな〜と思っている今日この頃です。

時期柄、なかなか遠出をすることが憚られますが、落ち着いた暁には、森見登美彦さんが愛した京都の街で経済を回そうと思います。

みなさんにとっての聖地はどこでしょうか?ぜひ教えてください。

ではまた〜

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