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整骨院で治らない場合

治療に通っていても痛みが改善しない、、、。
その場では良くなるのだけど、痛みが再発する、、、。


こういった方は多いです。

それでも治療に通い続ける。
それも大切だと思うのですが、なぜ治らないのかを一度考えてみる必要があると思います。



インプットとアウトプット

人間は様々な刺激を受け取っています。
普段はなにも意識していませんが、何気なく座っている姿勢もお尻の感覚、足裏の感覚、視覚、聴覚、筋肉の伸び縮みなどを自然といろいろな感覚を
インプットしており脳が処理しています。

その処理の結果
あなたの姿勢へとアウトプットされています。


このインプットに乱れがあると
当然身体は良い状態になりません。


極端な例で言うと、
斜めの斜面に立っているのに足裏の感覚がおかしくて
『平地に立っている』
とインプットされ脳が処理した場合


本来身体を傾斜に対して斜めにしてバランスを取らないといけないですが
その姿勢制御が起こらないので、バランスを崩します。

崩さないまでも身体を緊張させる防御反応が起こり、
身体を硬くしてしまいます。


『私昔から身体が硬いんですよね』  


と遺伝や生まれつきと考えられている方が多いですが、、、
違う場合が多いです。
昔から、インプットにズレがあったと考えられます。


またこういうズレのある状態を脳は痛みとしてシグナルを送っている場合があります。




整骨院でやっていること

治療でやっていることはこのインプットを改善させることを行っていると私は思っています。

筋肉・腱・皮膚などに刺激を入れて各種感覚器が正しく働くようにして
インプットがうまくいくようにしています。


治療によりインプットが改善されたのに痛みなどが改善されない場合
なぜだと思いますか???


①脳の処理に問題がある
 交通事故などのお怪我や脳梗塞などの場合、
 脳の処理自体に問題が起こる場合があります。


②アウトプットに問題がある
   多くの場合はインプットが改善されてもアウトプットが改善されていない     場合があります。

この場合のアウトプットとは
自身で脳からの指令で動く!と言うことになります。

無意識を変えることはできないので
自分で意識的に動かすしかありません。

要は受け身だけの治療だけで効果なかったら、
自分で動いてコントロールする必要があると言うことです。


この際必要なのは、キツいトレーニングではなく
地味なコンディショニングになります。
動きの悪い関節を見つけて正しく動かすなどを行います。

トレーニング=キツイ

というイメージから倦厭されることもありますが、上記の理由からアウトプットを改善していく必要があります。


皆様の参考になれば幸いです。



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