天の邪鬼’ @ビジョンがないのが致命的なのです


◆ 野党がお粗末すぎただけ。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 謙虚な政権運営を=自民・石破氏 ⇒ http://bit.ly/2j0zEBe     自民党の石破茂元幹事長は4日、北海道釧路市内で講演し、先の衆院選小選挙区で有権者全体に占める自民党の得票率が約25%だったことに触れ、「支持してくれた人は実は国民の4人に1人しかいない。このことを忘れて政権を運営してはいかん」と語り、安倍晋三首相に謙虚な政権運営の徹底を求めた。


◆ 得票率が約25%でも獲得議席数は圧倒的というのは、しっくりきません。

 選挙制度が良くないということですかね? それとも、期待が大きかった希望の党の小池百合子氏が調子に乗りすぎて自爆してしまったということですかね? [得票率]
 いずれにしても、この度の衆議院選挙の結果は、何かしっくりきません。
 “できてからひと月もたたない希望の党や立憲民主党が(十分な政策を)出せるわけがない。国民にしてみれば選びようがなかったのではないか”という指摘は、的を射ていると思います。
 希望の党を支援したくても、その希望の党は、“国民から信頼されていない民進党の名称を変えただけ”という印象を与えてしまったのでは、如何ともし難い。


◆ 私流に言えば、“ビジョン”がないということに尽きます。

 “希望”という漠然としたキャッチフレーズだけではビジョンにはなりえません。人々が“具体的な姿をイメージできるようにするものがビジョン”なのです。[ビジョン]
 憲法云々もビジョンとは言えません。そんなものはどうでもいいとは思いませんが、そこに妙に固執する必要はなかったのです。そこに固執したため、希望の党は立憲民主党にさえ勝てませんでした。
 安倍政権にもビジョンはありません。ビジョンさえあれば国民は支持してくれると思います。政治家諸氏も、ビジョンということを真剣に考えてみるべきです。
 私には、10年以上も前から言い続けてきたビジョンがあります。日本を“生活文明郷”にするというビジョンです。(→ 注1)
 実は、安倍首相が最近盛んに強調している“教育無償化”云々についても、生活文明郷で指摘していたのです。[生活文明郷]

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●(注1)  “生活文明郷”については、2007.2.24のブログ 『生活文明郷-ビジョン』をご覧ください。[→ http://bit.ly/1lsxD8A]


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