天の邪鬼’ @それにしても、いきなりというのがトランプ氏らしい

◆ いきなりという印象。

~~< 以下 引用 >~~  ■ 米、「シリア政策に変更なし」 標的の基地はロシアも使用 ⇒ http://bit.ly/2nhMOLv ■   米軍が6日、シリア政府軍の基地に対して行ったミサイル攻撃について、米国防当局者は、標的とした基地はロシアも使用していたことを明らかにした。米国はこの日、複数回にわたってロシアと連絡を取り、攻撃について事前に警告していたという。  シリア国営テレビも米軍による攻撃を確認した。  米当局者によると、米軍はトランプ大統領の命令を受け、巡航ミサイル「トマホーク」59発を、シリア政府軍の基地に向けて発射した。この基地は、民間人を化学兵器で攻撃した戦闘機の拠点だったとしている。

◆ ロシアにだけは、しっかりと根回しをしていたのですね。

 さすがに、ロシアのプーチン大統領と仲良しを標榜しているトランプ大統領。トランプ大統領も、抜け目がないと言えば抜け目がない。
 欧州諸国に対する根回しはどうだったのかは知りませんが、もちろん、日本は“蚊帳の外”。国連も蚊帳の外。日本が蚊帳の中にいなかったのは、不幸中の幸いでした。
 蚊帳の中にいたら、またぞろ、アメリカの戦争屋連中に“ショー・ザ・フラッグ”とけしかけられ、不名誉なことに加担するハメになるところでした。[#ショーザフラッグ]
 現地の人々には酷ですが、“内戦”は、外国は関わらず“放置”するしかない。外国が直接関われば、新たな遺恨を生むだけ。何とか手立てを尽くし、自分たちで解決してもらいたい。

◆ 化学兵器はいただけませんが、実は、“トマホーク”も大同小異。

 トマホークなども遠方からスイッチを押すだけ。攻撃する側の連中は戦場にはいない。
 私は、必ずしも戦争を否定するタイプの者ではありませんが、どうしても戦争したいなら、陸上部隊で正々堂々と真正面から対峙すべきと思っています。それが最低限の条件。
 戦争は大っぴらに人殺しするための手段。人間らしさを放棄することに他なりません。決して、後方でコソコソと画策するような連中に意思決定させてはいけません。[#人間らしさ]

◆ わが国は、トランプ政権とは“一線を画しておく”べきだと思います。

 ズルズルとトランプ政権に引きずられると、イラク戦争でブッシュ大統領に引きずられて失脚したイギリスのブレア首相やわが国の小泉首相のような取り返しのつかないことになります。
 ブッシュ大統領は陸上部隊を派遣してまで大々的に戦争をする信念もあり、信用できる。彼を信用して行動を共にしたのなら、地獄の果てまでも一緒に行くのが大人の仁義。[#仁義]
 でも、これまでの様子を見ている限り、トランプ大統領はそんなタイプではありません。信用してはいけない人です。



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