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題... 人々は科学を強く信頼しています

◆ 私も、科学を信頼しているもののひとりです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 科学を強く信頼、米国は38% 左右両派に大きな溝 調査 ⇒ https://bit.ly/35nFJfm     米世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター」は24日までに、新型コロナウイルスの蔓延が世界的に進む中で科学に対する信頼感の度合いを探る国際調査を実施し、米国では左右両派寄りの立場に従って最も大きな意見の対立が見られたと報告した。   調査結果によると、科学者が国のために適切なことをしていることへの強い信頼感を示したのは米国成人の38%。ただ、左派寄りでは62%、右派寄りでは20%と大きな差異が出た。   米国内では新型コロナの感染が拡大する中で、公衆衛生の専門家らが科学の政治問題化を嘆く意見を公にもしている。これらの問題にはマスク着用の是非、ワクチン確保を急がせるような政治的な圧力や新型コロナ対策を仕切る公衆衛生の指導者らが打ち出した対策への疑問などが含まれる。


◆ まぁ、どうしても、そんな感じになってしまうと思います。

 私は、科学的思考は“なぜそうなるのか説明する”ことだと思っています。(→ 注1)
 となると、科学者はリベラルなスタンスを好むようになる。科学者という人たちは、知らず知らずのうちにリベラルな発想になる。リベラルは、“自由で多様なこと”。[ #リベラル ]
 そのことを私流に表現すれば、“天の邪鬼”ということになります。どうしても、既存の考え方に反発したくなる。科学者は、天の邪鬼でなければ革新的な業績は残せません。[ #天の邪鬼 ]
 でも、天の邪鬼は失敗することの方が多い。天の邪鬼な人たちのほとんどの取り組みは失敗します。彼らの取り組みは失敗の連続に違いありません。[ #失敗の連続 ]
 それでも、自分の発想を信じて研究を続けた人が、(晩年に)ノーベル賞などの栄誉を得られるのだと思います。
 そんな現実を“右派(右翼)”とか“左派(左翼)”などの政治スタンスに基づく分類によってコメントすれば、急に“うさん臭く”なってしまいます。[ #うさん臭い ]


◆ そもそも、政治は“うさん臭いもの”。

 政治は、科学的思考や真実などとは正反対にあります。
 政治家が追及するのは真実ではなく、あくまでも“(自分たちグループの)利権”だと思います。利権とは、“利益を伴う(得る、専有する)権利”のこと。[ #利権 ]
 利権という言い方もうさん臭いのですが、要は、多くの政治家たちの発想は、自分が思い描いている価値を何とかして社会に根付かせようとしているだけです。
 だから、自覚のある科学者は政治嫌いが多い。政治とは一線を画しておきたいのです。ところが、情けないことですが、現実は、科学者にも“御用学者”が増えてきました。
 今回の菅首相の“日本学術会議”に関連した任命拒否騒動も、実は、そんなことを物語っています。つまり、政治家は、御用学者を自分の道具として利用したがるものです。

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●(注1)  科学的思考のことについては、2018.07.08のブログ 『“観察”は科学的思考の基本なのですね』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3kvjKd4

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