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題... 忖度政治推進のなれの果て

◆ 国会は平穏ではないようですね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 問題続出、菅首相守勢 疑惑・失言・失態止まらず ⇒ http://bit.ly/2ObyCSy     5日の衆院予算委員会。審議では菅義偉首相の長男による総務省幹部への接待問題、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の失言が引き続き取り上げられた。   そこへ重なったのが、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を通知するスマートフォン向けアプリの不具合。問題続出に菅義偉首相は守勢に回った。  


◆ 何やら、森政権末期と似てきた雰囲気。

 菅首相の国会答弁は、原稿の読み間違いなどの初歩的なミスも多いし、のほほ~んとした印象を受けます。
 内容も、もうひとつ的外れ。こんな政治の雰囲気に、国民の多くは業を煮やしているはず。森政権の末期に感じた雰囲気と同じ。つまり、“政治の閉塞感”です。[ #閉塞感 ]
 森政権の末期では、こんな情勢の時に“加藤の乱”が起きました。加藤紘一氏と山崎卓氏が配下の所属議員を引き連れて、自民党執行部に反旗を翻しました。
 それまでは、私は、政治の無関心派の代表格でした。選挙など行っても仕方ないと公言し、選挙にも行っていませんでしたが、あの時に、はじめて政治にめざめました。
 あの頃は、ネットがスタートしたばかりで、“ホームページ”と“BBS掲示板”程度しかありませんでしたが、みんな、必死で掲示板等に投稿していました


◆ 私も、加藤氏や主だった人たちに毎日激励のメール送って応援したものでした。

 山崎卓氏は自分のホームページを一般に開放し、彼の掲示板には、毎日山のような書き込みが溢れていました。国民みんなの危機感が最高潮になりました
 熱血漢の山崎氏や渡辺喜美氏からは、直筆のお礼のメールも何度か頂きました。直筆のメールは秘書などが書いた通り一遍の内容とはひと味違うので、すぐわかります。
 まぁ、結果的には、リーダー格の加藤氏の“腰砕け”で乱は失敗しましたが、私は、加藤の乱に触発されて、小泉純一郎氏の政権が誕生したと思っています。
 今の自民党は大勢に流される不甲斐ない議員ばかりで、残念ながら、問題意識が高くて気概のある政治家は皆無。行儀がいい。行儀は良くても、不祥事は多い。[ #問題意識 ]


◆ おまけに、官僚が官僚としての役割を放棄し、政権に“忖度”して媚びを売る始末。

 “森友騒動”や“桜を見る会騒動”も、官僚が妙な忖度にうつつをぬかさなければ、早めに政治家の不祥事を発見でき、これほどの大騒動にはならなかったと思います。
 挙句は、官僚が、前代未聞の“公文書の組織的改竄”までやらかしてしまう。官僚機構が官僚機構としての本来の機能を発揮できなくなってしまいました。[ #公文書改竄 ]
 長すぎた安倍-菅政権によって、官僚機構が政権に寄り添う“忖度政治”がすっかり定着したようです。[ #忖度政治 ]
 民主党政権は官僚機構に嫌われて失敗しましたが、安倍-菅政権は、結果的には、官僚にいいように操られています。それが忖度政治で、政権と官僚機構が“癒着”しました。
 官僚機構が政権に忖度すれば、政権と官僚の双方が“甘い汁”を吸いやすくなる。菅首相の子息の官僚接待騒動にしても、お役所の蔓延る忖度意識の蔓延が招いたもの。
 そんな状況では、行政までもが信頼できなくなります。こんなあり様では、国民の多くが政治離れしてしまうのも無理もありません。

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