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題... ビジョンなき政治の罠だと思います

◆ まぁ、そんなところでしょう。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 「下北道路」の安倍首相の指示否定=自民・大家氏 ⇒ http://bit.ly/2P5MiuC     自民党の大家敏志参院議員(福岡選挙区)は12日、下関北九州道路事業の実現に向けた安倍晋三首相による指示を否定した。国会内で記者団に「(自身の取り組みは)福岡県議時代から地元の声、自分の思いもあって積み上げてきたものだ。誰かの指示とか命令でやっているものではない」と語った。   大家氏は、昨年10月に面会した首相に「早期建設に向けた活動をしっかりと取り組むように」と言われたとフェイスブックで紹介。


◆ 要は、国交省副大臣をやめた塚田一郎氏が口走った“忖度”のなせる業だと思います。

 いくらなんでも、安倍首相や麻生財務大臣が、直接の関係者に大っぴらに“下北道路”の建設を指示したり依頼したりするほどバカとも思えません。
 忖度してくれる関係者が大勢いたということに尽きる。結局は、“以心伝心”。
 以心伝心とは、ことばによらず互いの心から心に伝えること。ことばでは説明できない深遠で微妙な事柄を相手の心に伝えてわからせることなのです。[ #以心伝心 ]
 政治家や官僚などには、そんなことが上手な人が大勢いるのですね、たぶん。しかし、それが褒められることだとは、私には思えません。


◆ なぜ、自民党の先生たちがそんな必要もない忖度をしてしまうかが問題です。

 私の印象では、大きな理由はふたつ。ひとつは、安倍-麻生政治では思ったように経済活性化ができていない。特に、地方は悲惨な状況だと思います。[ #地方は悲惨 ]
 人は足りないのに、賃金は上がらない。ここはひとつ、バブルの夢をもう一度で、大きな箱物事業でもやってもらわねばいかんと自民党の議員諸氏が考えているのでしょう。
 そして、安倍-麻生政治が長引きすぎているのが、もうひとつの理由。大した成果もないのに、安倍-麻生政治が長引きすぎています
 となると、自民党の陣笠先生方が必死になるのは、このふたりを喜ばせること。そうしないと、自分が日の目を見ることもできない。陣笠先生方の忖度合戦の様相。[ #忖度合戦 ]
 会社などでも良くある“大企業病”と同じ。“政治のマンネリ化”。当初はあんなに人気だったAKBさえも、最近はパッとしない。マンネリは、世の常です。[ #マンネリ化 ]
 ビジョンなき政治では、どうしても、そうなってしまいます。政治で最も大切なのはビジョンなのです。(→ 注1)

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●(注1)  最も大切なのはビジョンということについては、2018.11.25のブログ『まさか、私の主張が大阪万博の基本テーマに?』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2FL6vF8


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