共感工房 “順応とは、縮小均衡のことですかね”

◆ 20~40年の間に体長が13%も短くなった …

~~< 以下 引用 >~~   ■ コククジラ、温暖化で急速に小型化 体長13%縮小 研究 ⇒ https://x.gd/1yEFW ■

 太平洋沿岸のコククジラの体長が2000年以降、13%縮小しているとの研究結果が専門誌「グローバル・チェンジ・バイオロジー」に発表された。気候変動やその他の人的活動が、海洋哺乳類の小型化を招いていることを示すさらなる証拠だと研究は指摘している。

 研究チームは北太平洋東部(ENP)に生息するコククジラの個体群約1万4500頭のうちの約200頭に注目した。

 北極の寒冷で深い海域に生息する個体群とは異なり、ENPの個体群は沿岸近くの浅く暖かい水域で餌を食べる。これまでの研究では体、頭、尾がより小さいことが示されており、他の個体群よりも状態が悪いと考えられている。


◆ まさに、自然の驚異ですね。

 動物は一定の“ホメオスタシス(恒常性)”の機能を備えているので、ある程度の環境変化に耐えられます。[ #恒常性 ]

 動物は、寒い環境に行けば、脳が環境を感知して、脂肪を燃焼させるホルモンを分泌する。要は、恒常性とは、活動していくために自分でエネルギーを創り出すということ。

 でも、それには限度がある。その限度を超えれば、今度は、環境変化に体を“順応”させていく。つまり、体を維持できなくなり、小さくなる。“縮小均衡”のひとつのやり方。[ #縮小均衡 ]


 それにしても、わずか20~40年で13%も体を小さくするとは、すごい。ホッキョクグマなどは温暖化などで絶滅の危機らしいが、コククジラは環境変化に順応している

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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