見出し画像

題... ロシアが満を持してアメリカに正式に抗議したとか

◆ ロシアの懸念は当然だと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ロシア、米国のウクライナ向け兵器供与に正式抗議 ⇒ https://bit.ly/3xybSRh ■

 ウクライナへ侵攻しているロシアは今週、米国による現行のウクライナ向けの兵器供与に対して正式に抗議した。米国務省に外交文書を送付し、支援を継続すれば「予測不可能な結果」を招くと警告したという。

 今回米国側は初めて、高性能型の兵器を供与することでウクライナ政府と合意。これらの兵器を巡ってはバイデン政権の一部から、状況の激化を招くリスクがあまりに大きいとの声が数週間前に上がっていた。


◆ アメリカやイギリスの手口は、いかにも上から目線の対応。

 つまり、他人の兄弟喧嘩を傍から煽っている構図に見えます。

 自分は直接参戦はしないが弱い方に武器を与える。他人に殺し合いをさせておいて、自分は高みの見物とシャレこむ構図。実に“ずる賢い”。[ #ずる賢い ]

 状況は違いますが、イラクのフセイン政権を倒した構図とも似ています。あの時はアメリカ軍が中心となって戦争を仕掛けたのでまだ潔かったのですが、今回は高みの見物。

 あの時も、良識深いフランスやドイツは積極的な戦争参加は控えていました

 でも、当時の小泉純一郎首相は、個人的にも親しいブッシュ大統領に敬意を表して、米・英・日の“三国同盟”のような格好で積極的に戦争に参加しました。


◆ そして、結果としては、小泉純一郎氏は恥をかかされて後悔することになりました。

 戦争を仕掛けた時の大義名分だった化学兵器は、イラクにはありませんでした。イギリス情報機関の勇み足。情報機関には、功を焦るのかそんなこともままある。

 単に、評判の悪いイラクのフセイン大統領を抹殺する手助けをさせられただけ。私は、あの失敗が気になって小泉純一郎氏は政界を引退したと思っています(→ 注1)

 何しろ自分も間接的に人殺しに加担してしまったわけですから、なまじ正義感の強い人は、あの種の失敗は心の大きな痛手になってしまいます。[ #正義感 ]

 他人の兄弟喧嘩は、一般的な仲裁に止めるべきで、どちらかに直接的な手助けをしてはいけません。他人にはわからない積年の軋轢があるのが普通なのです。[ #他人の兄弟喧嘩 ]

~~~~~

●(注1)  イラク戦争の顛末などについては、2018.04.16のブログ 『私は、何か、しっくりしません』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3MaidGF ]

ここから先は

30字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?