天眼流’時事放談 @真の問題は、誰がそんなことをさせたか


◆ 別の公式文書があったことは確実。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 森友文書 別文書に「特殊性」の表現 国会開示にはなし ⇒ http://bit.ly/2Hj6wfe     学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書が書き換えられたとされる疑惑で、同省が国会に開示した文書とは別の決裁文書に、「本件の特殊性に鑑み」「学園に価格提示を行う」などの表現があることがわかった。   毎日新聞が同省近畿財務局への情報公開請求で入手した。これらの表現は国会に昨年提出された売買に関する開示文書にはなく、文書作成の経緯や疑惑との関連性が議論になりそうだ。


◆ 情報公開で入手した文書と国会に提出された文書が違うのなら、やばい。

 私は、別の文書があったということがどうしてわかったのか不思議だったのですが、毎日新聞は情報公開制度を利用して別文書を入手していたのですね。[#情報公開制度]
 さすが新聞社。地道な取材のひとつとしてやるべきことはしっかりやっていたらしい。まさか、新聞社が話題づくりのために文書を偽造したとも思えません。
 私は、新聞社の最も大切な役割は事実を取材して伝えることだと思っています。私の韓国時代の友人のある通信社の記者などは、毎日、呆れるほどに取材に熱心でした。
 評論的な社説などは、実は、大して重要ではありません。それは、事実を知った人々や評論家などが各自の良識で行えば良いのです。


◆ こりゃもう、“見当たらない”云々の言い訳は通用しません。

 今回の一件は、“世界に誇る日本の官僚制”の根幹を台なしにするほどの蛮行だと思います。徹底的に真相を追及してもらいたい。
 久しぶりに国会がおもしろくなってきそうです。一昨日のブログでも指摘しましたが、今回の一件の真の問題は“誰がそんなことをさせたか”です。(→ 注1)
 もし、官僚が勝手にやったのなら懲戒免職でもいいのですが、政治家が関与していたとすれば一大事。政権崩壊の可能性さえあると思います。[#政権崩壊]

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●(注1)  “誰がそんなことをさせたか”に関しては、2018.3.7のブログ 『お役所が発表した文書には深い意味があるのです』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2Hj4Y56



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