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題... 高市早苗氏は状況を認識していない

◆ 今は、政権を過剰に忖度してくれる人はいないのです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 総務官僚「捏造の認識なし」 高市氏、「質問するな」発言撤回 ⇒ https://is.gd/HJunOs ■

 松本剛明総務相は20日の参院予算委員会で、放送法に関する総務省の行政文書に記された高市早苗経済安全保障担当相への担当局長による説明について、文書に登場する官僚のうち3人が「捏造の認識はない」と証言していると明らかにした。高市氏は「内容は全く不正確だ」と反論。一方で、15日の「私の答弁が信用できないなら、もう質問しないでほしい」との発言は撤回した。

 文書には、2015年2月に局長が総務相だった高市氏に対し、放送法の「政治的公平」の解釈や、当時の礒崎陽輔首相補佐官との協議内容を説明したと記されている。


◆ 安倍晋三時代の“三羽烏”は、みんな、第一線から退きました。

 安倍晋三氏、麻生太郎氏、菅義偉氏の3人のこと。

 私は政治を注意深くウォッチングしていましたが、この3人は経済関係のズブの素人。この3人の二人三脚が長続きしたのは、官僚機構を自在に操れたからと思います。[ #官僚機構 ]

 一般には、安倍晋三氏、麻生太郎氏の手腕が注目されがちですが、私は、菅義偉氏の官僚機構操縦術が卓越していたから安倍時代が長続きしたのだととらえていました。

 忘れてならないのは、日本の政治は官僚機構が動かしているという現実。民主党政権はそんな官僚機構と敵対関係になって失敗したので、安倍政権では官僚機構を取り込む作戦

 私も行政コンサルとして何度か国や自治体のプロジェクトに関与しましたが、押しなべて、日本の官僚の能力は高い。並の政治家では官僚機構に太刀打ちできません


◆ まぁ、余談はおいといて、官僚機構の仕事は、すべてを記録に残します。

 私が官僚機構と一緒に仕事をした時は、公式的なプロジェクトでは、打ち合わせをしても翌朝一番には議事録がファックスで送られてきていました。

 内容に問題がなかったら、サインして、ファックスで送り返していました。問題があるはずもない。打ち合わせはテープに録音し、テープおこしで議事録を作る。

 ちょっとした打ち合わせでも、何らかなメモを残すのが官僚機構の仕事のやり方

 普通、官僚機構は3~5年で担当者が変わる。不正防止の面もあるし、引継ぎ等をスムーズにするために詳細に記録を残しておくのだと思いました。

 だから、前任者の仕事の内容が誰にでもわかる。なので、インチキな記録を残そうと考えたら、森友騒動で自殺した官僚氏のようなことをしないことにはそれができない。[ #誰にでもわかる ]

 今回の総務省騒動の場合は、3人の官僚諸氏が全員同じことを証言している。私は、そちらを信用します。嘘をついているのは、おそらく高市早苗氏の方だと思います。


 菅義偉氏が第一線から退いた今となっては、高市早苗氏を庇ってくれる人はいない。状況が変わった。そこを勘違いして、必要以上にゴネても見苦しいだけなのです。[ #状況が変わった ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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