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題... ロシアの逆ドミノ理論です

◆ 私も、これは、良い兆候だと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■米長官、ウクライナで即時停戦促す ロ国防相と電話会談―侵攻以来初 ⇒ https://bit.ly/38kKKv3 ■

 オースティン米国防長官は13日、ロシアのショイグ国防相と約1時間の電話会談を行った。国防総省のカービー報道官によると、オースティン氏は、ウクライナでの即時停戦を促した上で、意思疎通の手段を維持することの重要性を強調した。

 両者が言葉を交わすのは2月18日以来で、同24日のロシアによるウクライナ侵攻開始後初めて。

 国防総省高官は、会談の雰囲気について「プロフェッショナル(職業的)だった」と説明。さらに「ロシア側がこのような(意思疎通の)つながりを持てたことは良い兆候だ」と指摘した。


◆ このままロシアもアメリカも頑なになっていては、ベトナム戦争の二の舞です。

 ロシアにはロシアの言い分がある。昔、“ドミノ理論”というのが、アメリカの外交や軍事の関係者の間でまことしやかに言われていました。[ #ドミノ理論 ]

 ドミノ理論とは、“ある一国が共産主義化すれば、ドミノ倒しのように隣接する国々も共産主義化する”という主張

 なので、アメリカは、ベトナムが共産主義化したらアジアは総崩れになると思い込み、必死にベトナム戦争を戦いました。でも、アメリカはベトナム戦争に負けました。

 実は、アメリカも、そんなところで“代理戦争”をする必要はなかったのです。近年は、共産主義が云々などを言っていても世界中の誰も相手にはしてくれません。

 ドミノ理論云々という発想は、意味がないのです。共産主義というシステムが崩壊したのは、今では、世界中のみんなが知っています。[ #共産主義の崩壊 ]

 共産主義の生みの親のロシアでさえも、共産党は勢力を失っています。


◆ 結局、ドミノ理論は間違いだったのです。

 でも、今度は、ロシアが“逆ドミノ理論”の妄想におかされているようです。[ #逆ドミノ理論 ]

 つまり、このままウクライナまでもが自由主義化してしまうと、ロシアは、とめどなく自由主義の波に押し流されることになるという恐怖です。[ #自由主義化 ]

 でも、現実には、ロシアも経済面ではほとんど自由主義化(市場主義化?)しているのです。そのことは、現状を冷静に展望すれば、誰でもが容易にわかります。

 ロシアは、石油やガスなどのエネルギー分野を中心に、西欧諸国と大きな商売をしています。でも、妄想に取りつかれた人々には、その現実が容易には納得できない。

 私は、ウクライナ戦争は、アメリカ(NATO諸国も含めて)として、どのあたりにロシアとの境界線を引くことにを許容できるかにかかっていると思います。

 私は、ロシアが最低限許容してくれるあたりに境界線を設定することが不可欠と思います。ウクライナは、アメリカがそうすると言えば、従うと思います。[ #境界線 ]

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