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題... コロナワクチン接種会場でミス
◆ 私の久留米市では、コロナワクチン接種会場であるトラブルがあったらしい。
一部の人に“薄いワクチン”を接種してしまったとか。ファイザーのワクチンは“原液”の状態で供給され、それを接種する現場て生理食塩水で希釈して注射器に充填するという。
ワクチンを接種するまで何工程もの作業が必要になれば、単純な作業ミスも起きがち。
改善活動がさかんな工場現場などでは、“ポカヨケ”としてそんな単純ミスを防止していますが、まぁ、単純ミスは起きがちで完全には防げません。[ #単純な作業ミス ]
なので、インフルエンザワクチンなどの場合、“プレフィルドシリンジ製剤”と言って、製薬会社の工場で注射器に充填した状態で出荷するのが普通らしい。[ #プレフィルドシリンジ製剤 ]
そうすれば、少なくとも、途中の余計な工程での作業ミスは防げます。
コロナワクチン接種で、極めて稀に“アナフィラキシーショック”が起きることもある。それは“アドレナリン”の注射で治るが、プレフィルドシリンジ製剤で供給されている。
要は、途中の面倒な作業が不要ですぐに使える。緊急時などには、この方がいい。
◆ 市当局では、その日にその会場で接種した人に“抗体検査”をして、抗体ができていない人にはもう一度注射することにしているようです。
ファイザーのコロナワクチンは、ひとつのアンプルで6人分のワクチンということになっている。
一方、接種会場の受付は厳密なので、会場に接種に来た人は正確にわかっている。一日の終わりに両者の数をチェックすれは、一応はチェックできる。[ #チェック ]
その結果、“6人分のワクチン原液が残った?”ので、ミスがわかったらしい。もしかしたら、薄いワクチンではなく生理食塩水を注射してしまったかも?
まぁ、それは抗体検査をすればわかることなので大事には至りませんが、何度も注射される人は気分も良くないし、痛い。筋肉注射は意外と痛みが長引きます。
当然、製薬会社もそれくらいのことは想定しているはず。でも、コロナワクチンはプレフィルドシリンジ製剤化されていない。
どうやら、冷凍保管がネックらしい。マイナス70度で管理すれば、プラスチックやラバー部分が脆い状態になるという。つまり、破損の可能性が増えるという。
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