共感工房 “新しいタイプの検索システムです”

◆ インターネット初期の頃は、自分の意見を世間に知らしめるには、“ホームページ”を自分でつくるしかありませんでした。

 ホームページを作ったら、ホームページを宣伝する方策として、“メタディスクリプション”と言われていたホームページの概要を説明するキーワードなどが重視されました

 とりあえず自分のサイトがグーグルの検索サイトの上位に載らないと、ホームページのアクセスは増やせません。今になって考えると、そんなやり方は実に暢気なものでした。

 現在はさまざまなタイプのSNSも増え、ツイッターなどのような目立つことを書いて世間を煽る類のシステムも多くなってきました。[ #世間を煽る ]

 今では、自分の意見を世間に知らしめるために、わざわざホームページを作るまでもない。ツイッターなどに刺激的な投降でもしておけば、勝手に世間で話題が盛り上がる。

 しかし、私は、そんなやり方で自分の意見が話題にされるのは好きではありません。どうせ、まじめに取り組んでいいる人などいない。憂さ晴らしの暇つぶしのようなもの


◆ なので、私の情報収集は、もっぱら、通信社などのサイトが中心です。

 私は、できるだけ“原データ”に近いものの方が好きです。

 通信社は一般の新聞社やテレビなどと違って、“自分の意見”の部分が少ない。原データを加工しないで、世間に素早く配信してくれる。その配信先は、一般の新聞社などです。

 通信社は、基本的には、データの解釈は読む人が勝手にしてくれれば良いというスタンスです。私にとっても、その方が都合がいいのです。

 私の専門は、原データを解釈すること。原データと思っていたことが新聞社などの都合で偏って解釈されていたのでは、結果として騙されるようなことにもなってしまいます。[ #原データを解釈する ]

 世間にはマスコミのことを“マスゴミ”という人も少なくないのですが、私は、そこまで言うつもりはない。一般の新聞社も、自分の意見を言っているだけなのです。


◆ 私はネットで基本的な情報を収集するので、必然的に“検索”を重視します。

 長年“グーグルの検索ロボット”のお世話になっており、ネット検索ではグーグルを愛用していました。[ #検索 ]

 さすがに、グーグルは検索システムでは他社を一歩リードしていると感じていました。

 でも、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が、“最先端AIは、検索エンジンや生産性関連ツール、オンラインショッピングサイトに取って代わる“との見方を示していました。(→ 注1)

 ビル・ゲイツ氏がそう言うのなら、そうなるのは時間の問題。私も、そんなシステムに馴れておく必要があります。

 ということで、私は、最近はマイクロソフトの“新しいBing”を試しに使っています。確かに、新しいBingの検索システムはAIだけにひと味違います。便利なのです。


◆ 私は、自分のブログなどに書くため、どんな人なのかを知るのに人を検索することが多い。

 人の検索では“ウィキペディア”などでも事足りるのですが、世間に馴染みのない人はウィキペディアには情報がありません。[ #ウィキペディア ]

 最近話題になることが多い“プリゴジン氏”などについてBingに質問してみましたが、Bingの認識は私の認識と大差ない。

 一番いい方法は、自分を検索してみること。自分のことは自分が理解しているので、Bingの認識の程度がどの程度なのかはよくわかります。

 そこで、自分を検索してみました。[ #自分を検索 ]

~~< 以下 引用 >~~

[Bingへの質問]

 水町祐之氏がどんな人か教えてください。

[Bingの回答]

 水町祐之さんは、経済学者であり、ブイツーソリューションの代表取締役社長です(1)。

 彼は「生活文明郷の徒然日記―成熟経済社会に向けた日本のビジョン」という本を出版しており、日本の経済や社会の課題について考察しています(1)(2)。

 彼はnoteというオンラインメディアにも投稿しており、「共感工房」というシリーズで、人工知能やクラウドサービスなどの最新技術に関する情報や見解を発信しています(3)。

 彼は自らの専門分野である経済学だけでなく、様々な分野に関心を持ち、幅広い知識を持っている方のようです。

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 文章は、妙なクセもなくてなかなか洗練されている印象

 ただし、間違っている点もある。私は、ブイツーソリューションの取締役ではない。ブイツーソリューションは私が本を出版した時の出版社。Bingが勘違いしている。

 AIは“絶えず学習を繰り返して内容を洗練していくシステム”なので、そのうちに内容も正しくなっていくはず。今の段階では私の情報がネット上に少ないということ。[ #AIは学習を繰り返す ]

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●(注1)  検索システムについてのビル・ゲイツ氏の見解は、2023.05.23のロイターのコラム『最先端AI、検索エンジンなどに取って代わる=ビル・ゲイツ氏』をご覧ください。[→ https://is.gd/ZoqayC ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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