見出し画像

題... 社員を引き留めるため賃金を上げると倒産する

◆ そんな感じになることは、容易に想像できます。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 人手不足倒産が過去最多更新 東京商工リサーチ ⇒ http://bit.ly/2GjY8QW     東京商工リサーチは10日、深刻な人手不足を背景にした国内の企業倒産が今年1~11月の合計で362件に上り、平成25年の調査開始以降で暦年の過去最多を更新したと発表した。   中小零細企業が大半を占めており、人材確保が困難で事業を継続できない「求人難型」倒産の増加が目立つ。   社員を引き留めるため賃金を引き上げたことで経営が悪化した「人件費高騰型」も71.4%増の24件と大幅に増加した。

◆ 要は、満足な賃金を払えない企業は、事業を継続していくことはできない時代になったということ。

 事業を継続できなくなれば会社をたたむか倒産するしかない。それは、“市場主義経済”の不文律だと思います。[#市場主義経済]
 半ばボランティア気分で安い賃金でも働いてくれる人がいれば、そんな企業でもやっていけます。でも、さすがに、そんなもの好きな人は多くはありません。
 短期間のボランティア活動なら可能ですが、企業活動としては継続していかないと意味がない。つまり、満足な賃金を払い続けられない企業は淘汰されるものなのです。
 みんな生活があり、生活にはお金もかかる。少しでもいい生活をしたいのは当然。満足な賃金を払えない企業が消えていくのは自然なことだと思います。
 これまでは、人手が余剰ぎみだったので安い賃金で働いてくれる人も少なくなかったのですが、人口減で働き手不足が深刻化してきた現状では、そうもいかない。

◆ そんな企業は、企業としての市場ニーズがなかったと達観するしかない。

 多くの人々がどうしても必要だと認めてくれるなら、そんな事業を継続していくことも可能。“第一セクター”でやらせればいいと思います。つまり、“公営”。[#公営]
 私は、介護事業などはその典型と考えています。これは“国民への福祉事業”なので、民間企業にやらせるのはちょっと無理があると思います。[#福祉事業]
 人手もお金もかかる介護事業は儲かる事業にはなりにくい。まぁ、高級な施設をつくれば可能でしょうが、そんなところを利用できる人はごく限られてしまう。
 多くの一般人は費用的に利用できなくなるし、そんな一般的な介護施設の職員は、満足な賃金はもらえないと思います。なので、みんなやめていくのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?