共感工房 “的外れな感じの岸田首相”

◆ 相変わらず、岸田首相は、何か的外れの感じです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 【点描・永田町】首相の本音は「来年7月総選挙」? ⇒ https://is.gd/zB2d5S ■

 岸田文雄政権は4日で発足2年となった。3日に記者団の取材に応じた首相は、2年間の政権運営について「数十年に1度あるかないかといわれるような出来事に正面から向き合い決断し、実行することを続けてきた」と振り返り、「(今後も)変化を力にし、『あすは必ずきょうより良くなる日本』をつくるため、努力を続ける」と強調。

 一方、注目の衆院解散・総選挙については「今は全く考えていない」と繰り返している。

●問われる「宰相としての資質・見識」

 月内にまとめる経済対策の柱として突然、自民党内で浮上した〝減税論〟に絡めて「税に関することは国民の審判を仰がなければならない」とした森山裕総務会長の発言を巡っては、さまざまな思惑が交錯する。


◆ 数十年に一度を言うなら、それは、コロナ騒動とロシアーウクライナ戦争の煽りで世界的なインフレになっている世界の現状を冷静に展望することが肝要。

 今の日本は、為替が極端な円安になり、日本人の賃金水準(ドルベースの賃金)は先進国最低どころか、発展途上国なみになってしまいました。

 忘れてならないのは、日本は輸出大国と言うより、輸入超大国だという点。なので、日本は、止めどもないほどの輸入物価高に見舞われています

 これは、“アベノミクス”で日本の財政構造が無茶苦茶になり、為替が極端な円安になってしまった結果とも言え、完全な“政策の失敗”だと思います(→ 注1) [ #アベノミクスの失敗

 そんな状況で減税云々などを言ってみたところで、それは一時しのぎにしかならない。


◆ 日本は、何とかしてアベノミクスの流れから脱皮して、円高にもっていく為替政策が大切なのです。

 さもないと、抜本的な経済対策にはなりません。

 私は、次には、日本の低賃金労働分野を担ってくれていた“外国人労働者”の日本離れが表面化してくると考えています。[ #外国人労働者

 外国人労働者は、お金を稼ぐために外国で働くので、賃金の安い国には来てくれない。発展途上国並みの賃金しか稼げない日本に来てくれる外国人がいるとは考えられない。

 岸田首相は、もう少し、経済について勉強してもらいたい。そうしないと、いつまでの的外れなことばかりを言うことになります。

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●(注1)  アベノミクスが失敗政策だったということについては、2023.09.08のブログ『岸田政権はアベノミクスを完全に引き継ぐらしい』をご覧ください。[→ https://is.gd/73i0Gj ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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