題...　ブラックジョークも言いたくなろう

◆ ツイッターで世間を煽ることしか関心がなかったのに、急に会見するとは、いったいどうしたのですかね。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ トランプ氏急きょ会見、株高を「祝福」－政権移行好感しダウ３万ドル ⇒ https://bit.ly/3lbzeT6 ■　　　　　トランプ氏は「全員を祝福したい」と発言。「株式市場、ダウ工業株30種平均は史上最高値を更新し、３万ドルを付けた。これまで３万ドルを突破したことはなかった。しかも、それはパンデミック（世界的大流行）の最中で起きた」と述べた。　　　ダウ工業株30種平均はこの日、バイデン次期政権への正式な移行プロセス開始でトランプ政権が同意したことなどを受けて続伸した。トランプ氏は会見で選挙や政権移行、バイデン氏には一切言及しなかった。

◆ 株高の理由が“政権移行を好感”では、トランプ氏も、あまりにも情けない。

　これはつまり、株式市場はトランプ氏の失脚確定を祝福しているということ。トランプ氏の情けない気持ちは察して余りあります。彼一流のブラックジョークのつもり？　[ #ブラックジョーク ]

　私は、トランプ氏のことは基本的には大嫌いなのですが、彼の飾り気のないストレートなもの言いは嫌いではありませんでした。わかりやすいところがいい。

　わかったようでわからないような遠回しなもの言いをする人の考えは、わかりにくい。わかりにくいと言うより、私は、うっとうしくなって話す気にもなりません。

◆ 元々、彼は、政治家にはむいていないのだと思います。

　政治家は、もう少し“ずる賢さ”を身に着けないとダメ。あまり率直すぎては、いかん。率直なもの言いでうまくいったのは、日本の政治家では小泉純一郎氏くらいなもの。

　率直すぎると、同業者（政治家仲間）から煙たがられます。なので、小泉純一郎氏の場合は“世論”に訴えて、国民大多数を味方につけることにしたのです。[ #世論 ]

　小泉純一郎氏は、国民が何を求めているのをつかむ感性が素晴らしかったのですが、トランプ氏はわけのわからない一方的なツイートで煽ることしかできませんでした。

　それでは国民大多数ではなく、一部のマニアックな人しか味方につけられません。

　トランプ氏は、これからは、家業の不動産業にでも精を出してもらいたい。私なら、回顧録的な本でも書きながら、おもしろおかしく暮らします。