題...　国民の“政治不信”はますます深刻化している

◆ まぁ、そんなところでしょうね。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ 安倍氏、１強政治「よくない」６９％　朝日新聞世論調査 ⇒ http://bit.ly/2LVYUq3 ■　　　　　安倍晋三首相が大きな力を握る「１強政治」について、朝日新聞社が４、５両日に実施した全国世論調査で是非を問うと、「よくない」が６９％で、「よい」は１７％だった。自民支持層も５５％が「よくない」とした。官僚による首相や首相官邸への忖度（そんたく）については６４％が「行き過ぎていると思う」と答えた。

◆ １強政治が「よくない」と言うよりも、国民の政治不信を招いていると思います。

　大昔のことは知りませんが、そもそも、わが国は、私が若い頃から強い野党は存在していませんでした。

　一時的には“日本新党政権”や“民主党政権”などになったりもしましたが、それらも、主だった人たちは自民党からスピンアウトした人たちでした。[#スピンアウト]

　要するに、野党と言うよりは、“自民党の非主流派”的な人たちでした。

　そして、それらの結果は、“おままごと”風であまりにひどいありさまでした。なので、国民の多くは、“やはり、政治は自民党しかないな”と感じたのです。

　それはそれで仕方のないことですが、今の自民党は、昔の自民党とは何かが違う。

◆ 自民党も、昔ほどの“群雄割拠”の状況ではない。気骨のある人は既にスピンアウトしている。

　みんなが“右向け、右”とばかりで、あえて多数派に逆らって自分の考えていることを主張するほど気骨のある人がない。それとも、何も考えてもいないのか？

　でも、政治家になった以上、何も考えない人などはいない。要は、考えてはいても、自信のない人たちばかり。自民党も野党と同じで、“人材不足”なのです。[#人材不足]

　支持率も低く、国民の多くが安倍政権では良くないと考えているのがわかっていても、安倍首相にとって代わろうという人はいない。

　これは、実に、まずいこと。結果として、国民の“政治不信”がますます深刻化します。政治のことなど、どうでもいいと思う人が増えているのだと思います。[#政治不信]