天眼流’時事放談 @“加藤の乱”の時のような政治への情熱を


◆ 正しいようで、少し違う。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 石破氏「次に備えるのも責任」=総裁選に重ねて意欲 ⇒ http://bit.ly/2qmECZM     自民党の石破茂元幹事長は11日、東京都内で講演し、「未来永劫(えいごう)続く政権なんて絶対にない。次に誰が何をするかを考えるのも、自民党が国家・国民に対して果たすべき責任だ」と述べ、秋の総裁選出馬への意欲を重ねて示した。   同時に「今の安倍政権をつくったのはわれわれだから、政権が続く限り支えるのは党員の責任だ」とも語った。


◆ “加藤の乱”を思い出してもらいたい。

 なぜ、あんな、加藤の乱のようなことが起きてしまったか。
 私は、旧来型の“利権政治”に対する危機感から、自民党の加藤紘一氏はいてもたってもいられずに同じ自民党の森政権に反旗を翻したと考えています。[#利権政治]
 結果的には乱は失敗でしたが、あれが刺激となって“構造改革”機運に拍車がかかり、小泉政権が誕生しました。私は、加藤の乱は、間接的に小泉政権誕生のきっかけを作ったのだと思っています。
 当時と状況は違いますが、政治を取り巻く背景のようなものは妙に似ています。


◆ 国民は、森政権時代は、森政権の“あからさまな利権主義政治”に嫌気していました。

 今の安倍政権では、安倍首相の公私を混同する“新利権主義政治”に辟易しています。しかし、残念ながら、今の野党には期待できない。そこが国民の“ジレンマ”。[#国民のジレンマ]
 世論調査でも、安倍首相は支持していないが、かと言って野党も支持しない人が多い。そんな国民の気分をスカッとさせてくれるような人が出てくれば、国民は、必ず支持してくれます。
 何も自民党だけに固執する必要もありません。実は、日本国民の最大勢力は、自民党支持層でも野党支持層でもなく“無党派層”なのです。[#無党派層]
 小泉純一郎氏も、当初は自民党員の大きな支持はありませんでした。でも、じきに、無党派層の盛り上がりに感化されて、自民党員もドッと小泉支持になりました。
 先の都知事選挙でも無党派層を取り込んだ小池百合子氏が勝利しました。特に、わが国の集団主義的な国民性ではそんな現象も頻繁に見られます


◆ 蛇足ながら、小泉純一郎氏が自民党総裁になれたのは“田中眞紀子氏”のおかげ。

 自民党内でそれほどの人気がなかった小泉純一郎氏を二人三脚で支援してくれたのは、当時の人気者だった田中眞紀子氏。みんな、彼女の応援演説に圧倒されました。
 あまり人気のない石破氏が自民党総裁になるには、田中眞紀子氏のような圧倒的な人気者の支援も必要だと思います。小泉進次郎氏なら、その役にピッタリ。
 石破氏が自民党総裁になるには、小泉進次郎氏の支援を得られるかどうかにかかっていると言っても過言ではない気もします。[#人気者の支援]



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?