見出し画像

題... スイッチを切れば終わりか?

◆ 私も、同感です。

~~< 以下 引用 >~~   ■ AIに適応できない人は失業!?オックスフォード大教授が予測する未来とは 話題の「チャットGPT」はグーグル検索に置き換わるのか ⇒ https://is.gd/GtpJ9M ■

 10~20年後に、国内労働者の49%の職業が人工知能(AI)やロボットで代替可能になる。2015年にこんな大胆な予測を発表した英オックスフォード大のマイケル・オズボーン教授(41)が1月に来日し、共同通信のインタビューに応じた。

▽正しかった予測と間違った予測

 日本に関しては601業種を対象とし、労働人口で49%に当たる職業がAIやロボットで代替できるようになる可能性が高いとの研究結果をまとめた。

 定型的な仕事はAIに取って代わられる傾向がある一方、芸術など抽象的な概念を扱う職業や、人とのコミュニケーションが求められる仕事はAIが担うことは難しいと指摘した。


◆ 私は“チャットGPT”がどんなものかまだ利用したことはないのですが、便利なものだろうという予感はあります。

 無限の選択肢が存在するような分野でも、AIは人間に勝てる。[ #無限の選択肢 ]

 将棋やチェスなどの場合は、最終目的が単純で(王様をとるゲーム)選択肢も少ない。なので、早くから、普通のコンピュータでも人間に勝てるようになっていました。

 10年ほど前までは、選択肢が多い囲碁ではコンピュータも人間には勝てないというのが定説でした。私も、そう感じていました。

 でも、グーグルが開発したAIは、世界一のプロの囲碁棋士を、3番勝負で3連勝するほど打ち負かす実力を身につけていました。あれには、私も、驚かされました。

 今ではトップ棋士しか出場できないNHKの“テレビ囲碁トーナメント”は、解説者の代わりに一手一手をAIが予想するまでになっています(もちろん、解説者はいます)。

 テレビ観戦者にはAIが瞬時に次の手を予想してくれますが、対局者にはわからないように工夫してあります。そうなると、解説者も大変です。


◆ 私はどんな仕事がAIで代替されるのかまではわかりませんが、“非定型業務”の多くもAIに置き換わると思っています。

 それは、AIが、絶えることなく“学習”を繰り返して自分を洗練させていくシステムだからです。[ #学習 ]

 “だんだん良くなる法華の太鼓”と言われますが、AIはあれと似ています。AIは飽きるということもないし、途中で諦めてしまうような“人間的意気地なし”でもない。[ #人間的意気地なし ]

 普通の人では、こんなシステムには太刀打ちできないと思います。やっかいな時代になりそうな気がします。

 ものごとを、従来なかった切り口から考えられる人ならAIに互角以上に対応できると思います。でも、1~2回ならともかく、人にはそんなことを継続する耐性はありません。


◆ 私は、これからの時代は、その仕事に対して自分なりの“おもしろさ”を感じられることが大切になっていくと思います。

 その仕事におもしろさを感じられる人間なら、AIに勝つこともできると思います。[ #仕事のおもしろさ ]

 いくらAI技術やロボット技術が進んでも、そのシステムを監視したり不具合を治す類の仕事は、今のところは人間にしかできません。

 人間が作ったシステムは、普通は、スイッチを切れば機能を停止する。原子力発電は好例。福島原発の事故でわかったのは、原子力は今の人間の力で制御できないということ。[ #スイッチを切る ]

 そして、自然の力で起きる突発的な事故は必ず起きる。人間が思いつく範囲の事故なら防げますが、原子力発電は、スイッチを切ってもそこで終わりではないのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?