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題... 安倍政権は大切な取り組みは記録に残さない

◆ またしても、安倍政権お得意の“議事録なし”の専門家会議だったとは …

~~< 以下 引用 >~~   ■ コロナ専門家会議、議事録作らず 歴史的事態検証の妨げに ⇒ https://bit.ly/36JkFjR     新型コロナウイルス対策を検討してきた政府専門家会議の議事録を政府が作成していないことが28日、分かった。共同通信の情報公開請求に、事務局の内閣官房が回答した。議事の概要と資料は公表されているが、各出席者の詳細な発言は記されず、対策検証の妨げになる可能性がある。


◆ 私は、当初から、半端な会議だと感じました。

 感染症で最も大切な“検査”と“隔離”の大切さも理解しない人など、私から見れば専門家から程遠い人たちでした。(→ 注1)
 残念なことですが、専門家会議の関係者の人たちは、なぜか、“医療崩壊”が云々と騒ぐだけ。自分たちが果たすべき役割を正しく認識できていなかったようです
 そんな人たちの会議の議事録を策定したら、後で誰かが恥をかくことになってしまう。だから、議事録は作らないことにしたのだと思います。[ #議事録なし ]
 その原因が、官邸にあるのか、所管役所にあるのか、あるいは任命された専門委員にあるのかは、私にはわかりません。
 もしかしたら、それがあとで“証拠”になってはまずいので、すぐに廃棄されたか? あるいは、関係者がお互いを“忖度”しやすくなるようにそうなったか? [ #証拠 ]
 ともかく、責任意識も緊張感もない、ずさんな会議だったことはわかります。


◆ 私の経験では、行政が主導する委員会的な取り組みは、詳細な議事録を作成していました。

 そもそも、委員会的なものを設置するのは、役所だけで取り組んでいたのでは能力不足で心許ないから、何とかして“衆知を集める”ために行われます。[ #衆知を集める ]
 ただし、それが“烏合の衆”になってはまずい。なので、“有識者”とか“専門家”などを中心に招集されることになります。
 逆に、大勢が集まってやるので、無責任体質になってしまう弱点もあります。それを防ぐためにも、詳細な議事録などを作成しているのだと思います。
 詳細な議事録があれば、誰が、どんな内容の発言をしていたのかがしっかり残ります。


◆ 議事録をつくるのは、所管役所の“事務局”の人たち。

 事務局では、会議はすべてテープに記録し、それを元に議事録を作成していました。いわゆる“テープ起こし”。
 簡単な打ち合わせレベルの内容でも、役所の事務局が詳細な議事録を作ります。翌日には、参加者全員に議事録の内容確認のハンコまで要求されました。
 それほど厳密にやられれば、参加者も、無責任で中途半端なことを発言するのは、はばかられます。中途半端な考えで発言したら、あとで恥をかくのは自分です。[ #責任 ]
 コロナ騒動の“専門家会議”では、そんな基本的なこともしていなかったのですかね?

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●(注1)  “専門家会議”が半端な会議だったことについては、2020.2.20のブログ 『クルーズ船では隔離観察が行われていなかった → https://bit.ly/2ZM0y3c 、2020.3.10のブログ『締まりのない見解では意味がない → https://bit.ly/2R2iqlf などをご覧ください。


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