題...　安倍首相は相変わらずの経済オンチ

◆ やはり、安倍首相は経済オンチなのですね。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ 安倍首相、経団連に賃上げ要請「景気回復、より確かに」 ⇒ http://bit.ly/2BENT4d ■　　　　　安倍晋三首相は２６日、経団連の審議員会であいさつし、消費税対策を説明したうえで「経済界にも協力をいただきたい。景気の回復基調をより確かなものとできるような賃上げをお願いしたい」と語った。　　　だが、今年５月に就任した中西会長は「官製春闘」について「賃金は労使で決めるものでナンセンス」と発言。経団連としても、１２月１９日の経営労働政策特別委員会で、１９年の春闘指針には政府からの要請を盛り込まないことで一致した。

◆ 安倍首相がこんな世間ウケねらいのパフォーマンスにうつつを抜かしているから、日本の景気は良くならない。

　そもそも、日本人で景気が良くなっていると実感している人はほとんどいないと思います。株価だけが不自然に上がっていただけなのです。

　その株価も、ここにきて急激に化けの皮がはがれてきました。アメリカの利上げによる経済不透明感などに引きずられて東京市場の株価も下げているという印象。[#株価急落]

　当然と言えば、当然の成り行き。安倍首相が首相就任時からしつこく吹聴していた“成長戦略”なるものは、未だに何の成果も出ていません。

　安倍首相は経済政策らしいことは何もしていないのです。それで景気が回復しているつもりになっているところが、安倍首相の頭の悪さ。

　
◆ 賃上げ云々にしても、経団連に賃上げを要請するという発想はまちがっています。

　経団連に入っているクラスの企業や公務員の賃上げは、さほど重要ではありません。そんなところで働いている人の数は、日本国民のホンの一部です。

　そんなところで働いている人の賃金が上がっても、逆に、いたずらに格差が拡大するだけで、良いことはあまりないと思います。[#格差拡大]

　賃上げでは、大企業や公務員以外の国民大多数を占めている人々の賃上げこそが大切。そんな国民全体の賃上げができれば、消費も盛り上がるはず。[#国民全体の賃上げ]

　どうやってそれを実現するかが大切なのです。そんな初歩的なことに気づかないとは、安倍首相は“たわけもの”以外の何者でもありません。