天の邪鬼’ @実は“お局様の壁”こそが深刻だと思います


◆ おもしろいコラムがありました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ エリート中高年が陥りやすい「ジジイ」の“生態”とは ⇒ http://bit.ly/2AIpicL     目上にはこびたりおもねったりする一方、部下たちには「前例がない」「責任は取れるのか」などが口癖になっている人があなたの周囲にはいないだろうか。そうした人を「ジジイ」と指摘し、その“生態”や彼らの不安の心理を暴く「他人をバカにしたがる男たち」(日本経済新聞出版社)が今年8月の出版から好調な売れ行きだ。著者で健康社会学を研究する河合薫さんに聞いた。4回に分けてお届けする。   自己保身にたけ、組織内で得た権力を「自分のため」に使う人です。いわゆるエリートの中高年が陥りやすいのですが、男性の「おじさん」を指しているわけではありません。女性でも若者でも「ジジイ的な人」はいます。自分の属性や社会的地位を自分の価値だと勘違いし、地位が脅かされるのではないかと不安になった途端、心の中のジジイが表に出てしまうんです。


◆ そんな人は、組織の中には多い。

 確かに、そんな人は多い。私も、同感。どうしてそれを“ジジイ”と表現したのかわかりませんが、私は、むしろ女性にそんなタイプの人が多い気がします[ジジイ]
 そんなタイプの人は、組織の上の層では男性に多いと思いますが、組織の下の層では女性に多い気がします。私流に言えば、それは、“ババアの壁”です。
 “ババアの壁”は少し刺激的なので、“お局様の壁”と言った方が良いかも知れません。[ババア][お局様]
 私の派遣先のパートのおばちゃんにも、そんな人が少なくない。で、彼女たちの習性は“つるむ”のが好きなこと。ババアの壁にぶち当たってしまった人は、周りが全部敵になります。[つるむ]
 そして、(場合によっては集団的な)イジメとなって表面化します。それが深刻化した職場は普通の神経の人には居心地が悪すぎる。そのうちにやめてしまうと思います。


◆ 私は、人の行動を観察するのが趣味なので、勝手に、職場内の“ソシオグラム”を作っています。

 ソシオグラムとは、集団内の人間関係や集団構造を図表化したもの。難しいものではありません。ことさら何らかの様式に整理する必要もありません。[ソシオグラム]
 その種の関係性を自分の頭の中に整理しておけば、誰にどんな働きかけをすればどういう効果がありそうかが、何となくわかるようになるものです。
 ポイントになるのは“お局様”。お局様とは、職場の公式的な職位とはあまり関係のない“非公式組織”の実力者。私の派遣先の職場にも、私が認めるお局様が数人います。
 非公式組織は、昔、“ホーソン実験”と呼ばれた研究でその存在が明らかにされて有名になった“インフォーマル・グループ”。職制以上の大きな影響力を持っていることも多い[ホーソン実験]


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