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題... ITも知的な単調労働だと思います

◆ まぁ、私の経験から見ても、そんなものだろうと思います。

~~< 以下 引用 >~~    IT業界のプロジェクト経験者、6割が「転職・キャリアチェンジしたい」業界経験が長いほど不満度上昇 ⇒ http://bit.ly/2R42ZWV     ソフトウェアの品質保証・テストを手掛けるSHIFTは1月11日、IT業界に勤める人の実態調査結果を発表した。調査は昨年12月にインターネットで実施し、IT業界で働く開発プロジェクト経験者516人から回答を得た。     「現在の職場環境や業務内容」に満足しているのは29.7%で、約7割が不満を抱いていることが明らかになった。勤務年数別で比較すると、不満度が最も高いのは勤続3年目で、業界勤務年数では、年数が長くなるほど不満度が上昇することがわかった。

◆ 私も、システム開発に携わったことがあります。

 もう、30年以上も前、パソコンが一般企業に大々的に導入されはじめた頃のはなし。
 CPUがやっと16ビットになった時代。インターネットもなくて、普通の電話回線を利用して音響カプラーやモデムなどでパソコン通信をしていました。
 私が所属していたコンサル会社は、その頃、ある大手のパソコンメーカーの“パソコンファームバンキングシステム”を開発していました。
 私はソフト開発部門ではなくコンサル部門でしたが、何しろ、その頃からソフト開発は手が足りない状況で、システム開発の応援などもさせられました。
 でも、コンピュータ関係のシステム開発はおもしろくも何ともありませんでした。[#おもしろい]
 今と昔はシステム開発のやり方なども多少違ってきてはいるはず。プログラム言語なども進化していましょう。でも、基本的な仕事の進め方は似たようなものだと思います。

◆ ソフト開発は、要は、“人海戦術”でやる類の仕事。

 いわゆる“単調労働”で、同じようなことを黙々と繰り返す“コーディング”と言われている仕事が中心だと思います。[#単調労働]
 肉体的な単調労働よりは多少知的な部分もありますが、基本的には単調労働。“知的な単調労働”とでも言えそうな仕事だと思います。
 私の専門は“労働科学”。労働科学では、単調労働は人間には不向きな仕事という認識。単調労働をどうやってロボットなどの機械に代替させるかが大きなテーマでした。
 若いうちならそんな仕事もやれますが、30歳の半ばころからは“知的体力(?)”がついていけなくなり、ソフト開発に長年携わっていた人は、“使い途がなくなる”のです。[#使い途がない]
 私は、そんな仕事を私の周りの人にはおすすめしたくはありませんね。今は、70歳以上まで仕事をつづけなければならない時代です。
 どうせやるなら、もっと、自分がおもしろいと感じられる仕事をやった方が長続きすると思います。[#おもしろい仕事]


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