見出し画像

題... 河野大臣は熱血漢ですね

◆ 河野大臣を見直しました。なかなかの“根性者”のようです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 河野太郎大臣パワハラ音声 官僚に怒鳴り声「日本語わかる奴、出せよ」 ⇒ https://bit.ly/38tlr66     9月29日に自民党総裁選が迫る中、世論調査で「次期首相1位」に挙げられる河野太郎ワクチン担当相兼規制改革担当相(58)。8月24日に行われたオンライン会議の場で、資源エネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。   会議には河野氏のほか、内閣府の山田正人参事官と、エネ庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官の3名が参加した。「週刊文春」はこの会議の様子を録音した約28分間の音声を入手。河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録されていた。   「エネ庁の素案では、2030年に総発電量のうち、再生可能エネルギーの比率を『36~38%程度』にすると記されています。これは2019年度の実績(約18%)の2倍に相当する、極めて高い目標値です。ただ、規制改革相として再エネ推進に取り組む河野大臣は『36~38%』が『上限』ではないという意味で、『36~38%以上』と明記するよう求めてきました」。


◆ コラムの内容を見ると、これはパワハラとは思えません。

 私には、責任感に燃える大臣が担当官僚たちを熱血指導しているように見えます。
 このところ“文春砲”云々で調子に乗った文春の記者が、ゴシップ週刊誌らしくおもしろおかしく世間を賑わそうとして、妙なキャッチコピーをつけてしまったのでしょう。
 トランプ流に言えば、これは“フェイクニュース”です。こんなふうに言った方が、話題的にはおもしろい。
 行政計画策定ではこんなことは良くある。やる気のある人には、各部署からヒアリングした内容を積み上げて策定した計画など、計画のうちに入りません。単なるアンケート。
 しっかりしたビジョンのもとに行政計画を策定する時には、いわゆる“用語の熟度”がポイント。行政計画では、熟度がやる気を示しています(→ 注1) [ #熟度 ]


◆ この場合、36%程度と36%以上では、やる気に大きな違いがあるのです。

 私は、各種の行政計画策定のお手伝いをしてきたので、両者の思惑の違いが手に取るようにわかります。
 河野大臣はやる気に燃えており、担当官僚はやる気がない。担当官僚は、一応の体裁だけつくって、所管業界や関係者の都合を忖度してお茶を濁そうとしているのです。[ #忖度 ]
 利権者たちに取り込まれた官僚に感じます。私が大臣なら担当官僚をかえる。大臣が指示する方向で取り組めない官僚は、いても邪魔になるだけ。いない方が良いのです。[ #いても邪魔になる ]


 ちなみに、官僚という人たちは担当を外されても給料が減るわけでもないので、担当をクビにしても生活に困ることはありません。私なら、協力的な人にどんどん代えます。
 それにしても、河野大臣にこれほど気概があるとは思いませんでした。これなら、総理大臣になってもらっても良さそう。小泉純一郎氏なら、喜んで応援してくれそうです。

~~~~~

●(注1)  熟度については、2019.06.21のブログ『まさに、“忖度行政”になり下がった感じ』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3kKg4W0

ここから先は

30字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?