共感工房　“離党勧告になるらしい”

◆ 当然の対応だと思います。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ 裏金処分、離党勧告を検討　自民、安倍派幹部の一部に ⇒ https://x.gd/qxeMX ■

　自民党は、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関係した議員の処分を巡り、安倍派幹部の一部に「離党勧告」を科す方向で検討に入った。離党勧告は、党が定める処分で最も重い「除名」に次ぐ重さ。

　当初は「選挙での非公認」を軸に処分する方向だったが、岸田文雄首相らによる追加聴取を受け「党勢低迷を招いた反省が足りない」と厳罰化へ傾いた。裏金議員への反発が根強い世論を考慮した。政権幹部が29日、明らかにした。

◆ 小泉構造改革の時の小泉氏の対応を思い出します。

　あの時は、小泉構造改革に反対していた、“利権に執着する抵抗勢力”とみなされた数名の自民党議員が、自民党から体良く追い出されました。[ #抵抗勢力 ]

　彼らは自民党から追い出されただけではなく、次の選挙では自民党から対立候補まで出されて、政治家引退になった人もいましたし、自分の政党を作った人もいました。

　小泉氏は、“自民党愛”が異常に強かった。“自分の言うことを聞けない人は、自民党にいてもらっては困る”というスタンスで、彼らを実際に自民党から追い出しました。

　要するに、時の権力者（→ つまり、有権者からの支持が絶大な人）は何でもできる。ただし、あくまでも、有権者の支持が絶大な人だけがそれが可能なのです。

　岸田首相にそれが可能かと聞かれれば、私は、簡単ではない気がします。

◆ 小泉構造改革時に自民党から追い出された人の多くは、基本的に、“政策の方向性が違う”人々でした。

　つまり、自分が想定しているそれなりの政策の方向性がある人で、あくまでも“抵抗勢力”で、犯罪者が云々というわけではない。[ #犯罪者 ]

　でも、今回騒動になっている人は、“国会議員の立場を利用してちゃっかり脱税をしていた人々”。彼らは明らかな犯罪者だし、しかも、“セコイ小悪党”という感じ。

　まぁ、修正申告などもしているからそれほど悪質でもない気もしますが、国民の範となるべき国会議員にあるまじき不祥事には違いない。

　そんな人を自民党に置いていたのでは、自民党の信頼はなくなります。つまり、自民党としては断固とした対応が不可欠なのです。[ #断固とした対応 ]

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