共感工房 “アンケート調査はやり方次第で操作できる”

◆ 私は、さほど心配する必要はないと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 「子ども、ほしくない」半数超 ロート製薬調査、4年目で初 ⇒ https://x.gd/AGVRy ■

 ロート製薬は1日、妊活に対する意識調査「妊活白書」2023年度版を公表した。

 18~29歳の未婚男女400人のうち「将来、子どもをほしくない」と回答した割合は55.2%に上った。この設問を開始して以来上昇が続き、4年目となる今回初めて半数を超えた。ただ、子どもを望まない人で「授かれる可能性を残しておきたい」とする回答も一定数あった。

 調査は23年12月に4日間、インターネット上で実施した。男女別では、男性が59.0%で6割に迫り、女性は51.1%だった。初回の20年度調査で子どもがほしくないと回答した男女の割合は44.0%だったが、ここ3年で11ポイント超上昇した。


◆ “アンケート調査”の類は、やり方次第で、どうにでも誘導できます。

 たとえば、この調査の場合、30歳代までアンケート対象を広げれば、少し違った結果になったのではないでしょうか?

 子育ては煩わしいことも増えて金銭的にも大変だし、私も、20歳代まではやりたいことがたくさんあるのに、子どもがいるとやりたいこともできなくなると考えていました

 つまり、子どもを欲しいとは思っていませんでした。でも、30歳の半ば頃に、この人に自分の子どもを生んでもらいたいと思える人にめぐり合い、結婚しました。

 2人の子どもにも恵まれ、子育てしていると、“自分の子どもは限りなく愛おしい”。何でもしてやりたくなるほど楽しいのでした。何しろ、自分の好きなように育てられる。


 実は、私は、30歳代半ばで、一家の繁栄のためには子どもが何よりも大切だし、子育ては楽しいものだと気づきました。[ #子育ては楽しい ]

 論語にも、“30にして立つ、40にして惑わず、50にして天命を知る … 云々”とある。要するに、男は30歳でひとり前の考え方ができるようになるものらしい。[ #論語 ]


◆ 私の場合は、親父殿のおかげでそれがわかりました。

 うちの親父殿は、家庭の経済事情などもあって20歳過ぎの若い時に結婚し、独身時代に“男の修行”をするゆとりもなかったらしい。(→ 注1)

 ということで、親父殿は若い頃には芸者遊びにいそしんでお袋殿を怒らせたりもしたようですが、30歳を超したあたりから、そんな芸者遊び等はぷっつりとやめたらしい。

 昔の芸者などの玄人女性は、自分の立場をわきまえていたとか。玄人の女性は楽しく遊ばせてくれるだけで、素人女性との“不倫”のように、後で家庭の大騒動にはならない。

 しかし、そんな親父殿も、子どもも何人か生まれてからは、家の繁栄のためには “千の蔵より子は宝”だと気づいたのだと思います。[ #千の蔵より子は宝 ]


 親父殿は、私には、子どもが2人も生まれた後ももう一人生んでおけとしつこくすすめていました。子育ての楽しさを認識していたのだと思います。

 親父殿は死ぬ前、病室の枕元に私を呼んで“私が死んでも悲しむ必要はない、お前たち子どものおかげで楽しい人生を全う出来てうれしい、ありがとう。”と言い残しました。

 私は、当時は、何でこんなことを言うのだろうと不思議でしたが、これが“大往生”なのかもしれないと思いました

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●(注1)  “男の修行”云々については、2022.10.24のブログ『イギリスよ、お前もか』をご覧ください。[→ https://x.gd/5mKR8 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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