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題... 技術というのはそういうもの

◆ 私も、そう思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 日本の自動車エンジンはすごすぎる「これは模倣できない」=中国メディア ⇒ http://bit.ly/3cd34TA     中国には100社以上の自動車メーカーがあるが、その多くがエンジンは外部からの調達に頼っており、なかでも日本メーカーのエンジンはその性能の高さから人気が高く、多くの車に採用されている。中国メディアの今日頭条は21日、日本製エンジンがいかに優れているかについて紹介する記事を掲載した。   なぜ日本メーカーはこうした優れたエンジンを作り出せるのだろうか。記事は、エンジンは「一種の精密機械」であり、鋳造、機械加工、組立技術、主要な部品などがすべて合格である必要があると指摘。世界で最も良いダイカスト金型とダイカスト機械は日本が生産しており、世界最高の工作機械も日本が生産していて、しかも厳格な匠の精神と優れた管理方式があるので、世界一流のエンジンを作りだせるのだと分析した。   この記事に対して寄せられたコメントを見ると、「日本のエンジンを分解しても良いものが作れない。これが技術だ」、「これは模倣できない。日本のエンジンは技術要素が多すぎる」、「鍵となるのは人だ。我々も一人一人が細心の注意を払って真剣に仕事をすれば良いエンジンが作れるはず。でもすぐに細部が適当になってしまうのだ」などがあり、中国には日本メーカーのようなエンジンは作れないとの意見が大半を占めていた。


◆ 常々私が強調している“技術”というのは、そういうもの。(→ 注1)

 私は、日本の製造業などは日頃から“QC活動などで、考え方に長けた人づくり”をしてきたので、そんなことができるようになったのと思っています。[ #考え方に長けた人 ]
 中国人たちも、そんな人づくりに邁進すれば、いずれはそんなすばらしい技術が身につくはずです。
 ただし、それは、一朝一夕にはできません。コンピュータソフトなどをつくるのとは、少しばかり勝手が違うのですよね。
 コンピュータソフトなどの方面の技術は、いわゆる勉強と自由な発想ができれば比較的短期間に身につけられますが、人づくりそのものには時間がかかります
 ちなみに、日本の製造業がそんな技術を身につけるのには、40年かかりました。
 日本の製造業も、私が若い頃は“安かろう悪かろう”というのが世界の定説でした。アメリカなどでは、日本製の車を“走る棺桶”と揶揄していたほど。[ #安かろう悪かろう ]

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●(注1)  日本の技術ということについては、2007.2.24のブログ『生活文明郷-ビジョン』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2TB6JS9


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