見出し画像

題... 定説は頭から信用してはいけない

◆ セミの寿命は意外に長い。

~~< 以下 引用 >~~   ■ セミ成虫の寿命1週間は俗説! 笠岡高植松さんが生物系三学会最優秀賞 ⇒ http://bit.ly/2WPNTMh     「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、笠岡高サイエンス部の3年植松蒼さんが独自の野外調査で“証明”した。調査の手法と結果を、5月に広島大(東広島市)で開かれた「中四国地区生物系三学会合同大会」で報告。高校生の部(動物分野)で最優秀賞を受賞した。   調査手法は、捕まえたセミの羽に油性ペンで番号をマーキングして放し、後日、再捕獲を試みるというもの。植松さんは2016年の7月中旬から9月中旬にかけて、笠岡市内の住宅地や雑木林など4カ所でほぼ毎日、この調査を繰り返し、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなど計863匹にマーキング。


◆ まさか、セミの成虫が1か月以上も寿命があったとは …

 私の子どもの頃の夏休みの自由研究はいつも昆虫採集だったので、セミは毎日取っていました。でも、だいたい2~3日で死んでいました。
 セミの成虫が短命だとは聞いていたので別にショックではなかったのですが、1か月以上も生きると知っていたら、エサをやったりとか世話をしたと思います。
 昔から、セミの成虫はすぐに死ぬというのがほぼ定説になっていました。私も、1か月以上も生きるとは知らなかったのが、少し悔やまれます。
 定説を信用しないというところが、いかにも高校生らしくていい。すばらしい発想だと思います。科学者の素質がありそうです。[ #定説は信用できない ]


◆ 単純なマーキングで調査するやり方を発見したのは、なかなかのお手柄と思います。

 これまでも、動物などに発信機をつける類の大掛かりな調査は良くありました。でも、単純なマーキングで調査するやり方があったとは、“目からウロコ”の思い。[ #目からウロコ ]


 蛇足ですが、セミは、桜の木やクスノキの根元付近の地中から幼虫が木に這い上がり、成虫に羽化します。
 私は、残念ながら、セミの羽化の様子を直接見たことはありません。
 私の村では、夏休みは共同墓地の広場で子どもたちにラジオ体操をさせていました。なので、朝早く広場に行ってラジオ体操をするのが、私が子どもの頃の夏休みの朝の日課。
 私は、体操のあと、桜の木に残ったセミの抜け殻を集めていました。本当は羽化を見たかったのですが、たぶん、セミは夜に羽化するのでしょうね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?