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題... 最近の役所は弛みきっている

◆ 言われかねずではなく、問題の隠蔽そのもの。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 厚労省、勤労統計で問題隠し公表 長年偽装の疑い ⇒ http://bit.ly/2VwzYq2     賃金や労働時間の動向を把握する「毎月勤労統計調査」で、厚生労働省が、全数調査が必要な対象事業所の一部が調べられていないミスを認識しながら問題を説明せず、正しい手法で実施したかのように装って発表していたことが8日、分かった。問題の隠蔽とも言われかねず、批判を招くのは必至だ。   また、ミスが見つかった東京都内の事業所分については、全数調べたように見せかける偽装が長年行われていた疑いがあることも判明。開始時期などについて、厚労省が調査している。

◆ 最近の役所は、自らの果たすべき役割の本質を忘れている。

 お役所が果たすべき役割はいろいろあると思います。その大切な役割のひとつに、しっかりした基礎統計を把握することがあります。
 役所が把握した統計データや調査データは、政策を考える時の一番の基礎になります。私も、経済政策的なことを考える時にはその種のデータを参考にします。
 役所が示すデータには革新的なものは少ないのですが、長年継続的に同じデータを収集し続けているのはお役所のデータくらいしかない。そこが大切なのです。
 基礎データ収集は、お役所の最も大切な仕事のひとつ。そのデータに“ウソ”があれば、“ミスリード”してしまいます。信じらないほどの失態と思います。[#ミスリード]
 少し前には法務省でも似た問題が指摘されていました。外国人労働者の実態を示す調査データでのウソが発覚しました。(→ 注1)
 最近の役所は弛みきっている印象。天の邪鬼な私は、まさか、安倍政権に忖度した結果ではないかと、妙な勘ぐりまでしたくなってしまいます。

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●(注1)  法務省の外国人労働者の実態を示す調査データでのウソについては、2018.11.17のブログ『とても理解できないミスリード』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2CXG77C


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