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題... ウクライナ戦争の顛末

◆ ウクライナ戦争の顛末は、混とんとしてきた印象です。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ウクライナ戦争「どちらが勝利に近いか」を言えない理由 ⇒ https://bit.ly/3NXwcjS ■

<開戦から100日が過ぎた。軍事アナリストたちの分析により詳細な戦況は明らかになっているが、戦争の全体像は不透明なままだ>

 ウクライナ戦争が始まって既に100日余り。戦争がどこへ向かっているかは、混迷を深めるばかりだ。


◆ 私は、ズルズルと戦闘が続きそうな気がしてきました。

 アメリカがウクライナへの支援を続ける限り、戦争は終わらない気がします。[ #アメリカの支援 ]

 アメリカも、支援するとは言っても、本格的な武器やアメリカ軍を直接展開するような支援はできない。それをやってしまうと本格的な米国の戦争になってしまう。

 アメリカのホンネは、ロシアを軍事的に一定レベル牽制しておくだけでの方がいい。そもそも、アメリカにとって、ウクライナはそれほど大切な国でもない。

 ロシアの軍事力は、(核兵器を除いた)通常兵力では大した脅威でもない。ならば、妙に神経質になる必要もなく、ロシアが核兵器を使われないように注意しておけばいい。

 そのことは、ウクライナのゼレンスキー大統領が一番良く知っているのだと思います。

 なので、彼は、自分が目立つことを第一に考えるお笑い芸人的な習性とも相俟って、ネットを使ってロシアの脅威を世界中に過度に煽るのだと思います。煽り上手なのです。

 私がアメリカなら、ウクライナのことなどNATO諸国にお任せして、自分は中国に専念する。中国の軍事力は、さすがに脅威だと思います。(→ 注1)


◆ 蛇足ですが、朝鮮戦争やベトナム戦争の頃には、“ドミノ理論”が大手を振っていました。

 ドミノ理論とは、“ある一国が共産主義化すれば、ドミノ倒しのように隣接する国々も次々に共産主義化する”という主張でした。[ #ドミノ理論 ]

 なので、アメリカは、共産主義化を食い止める戦争に本気で参加していました。しかしアメリカは、ベトナム戦争ではロシアや中国に支援された北ベトナムに負けました。

 そういえば、ロシア(昔のソ連)が、アメリカの目と鼻の先のキューバに核ミサイルを配備するという“キューバ危機”もありました。[ #キューバ危機 ]

 当時私は、子どもながら、“すわっ戦争か”とヒヤヒやしました。でも、ロシアも、今は、当時のような“攻めの軍拡”で世界を共産主義化しようとするのは諦めています

 つまり、今は、ロシアも無茶苦茶な軍拡で世界を共産主義化するようなスタンスはをやめてしまったので、ドミノ理論など意味がなくなりました。


◆ それは、アメリカ人も良く知っています。

 だから、逆説的には、アメリカ国民の多くはウクライナ戦争に無関心だと思います。

 ウクライナ戦争にハシャイでいるのは、アメリカ人では、老人性の痴ほう症になりかけているバイデン大統領や一部の軍需産業関連の人々だけだと思います。

 多くのアメリカ人は、ウクライナ戦争の影響でインフレが深刻になることを恐れていると思います。[ #インフレの深刻化 ]

 そもそも、戦闘マニアでもない限り戦争が好きな人はいない。戦争に行けば自分の命が危うくなる。自分にかかわりあいのない戦争などまっぴら御免なのが、世界共通の感覚。

 それよりも、インフレが深刻化すれば、自分たちの生活に大きく影響します。自分の生活が苦しくなる。世界のほとんどの人々は、自分の生活がピンチになるのが困るのです。[ #自分の生活 ]

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●(注1)  ロシアよりも中国の軍事力の方が脅威だということについては、2022.05.24の『ロシア軍は意外に強くはなかった』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3wUZ3P8 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房


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