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題... 中国の存在感が一段と高くなってきました

◆ 私は、中国は、ロシアに対して軍事的な支援はしないが経済面では便宜をはかってくれると思います。

 何と言っても、最近の中国の経済力はアメリカに次いで世界第二位の実力

 現状を見れば、世界の“二大経済大国”というのが経済面での中国の評価。何しろ中国は人口が多いので、潜在力まで見れば世界一。そのことは、中国が一番よく知っている。

 経済のグローバル化という面でも、中国は、ロシアと比較にもならないほど進展しています。ロシアが中国に期待したくなる気持ちは良く理解できます。[ #グローバル化 ]

 さすがに、中国がロシアに軍事的な支援までやるとなると、今度は、中国までが経済・金融掲載制裁の対象にされてしまいます。

 それでなくても、最近のアメリカは中国の経済躍進に気分をそこねている。アメリカに本気で経済・金融制裁の対象にされたのでは、中国の発展の途まで閉ざされます。

 イデオロギー云々などと子じみた机上の空論的なことを四の五の言っても、所詮、人間は、経済的に満たされた自分の平和で幸福な生活をこわされるのを嫌います。[ #平和で幸福な生活 ]


◆ 中国が軍事的な支援をしないなら、アメリカも中国を大目に見てくれると思います。

 アメリカも、中国がロシアに対してある経済的に程度の便宜をはかることにまで目くじらを立てるようなマヌケなことはしない

 中国とロシアは昔は同志だったわけだから、そこまでは無理を言えない。それをやったら、中国を本気で怒らせてしまいます。

 それどころか、中国がアメリカの言うことを聞いて軍事支援を控えてくれれば、アメリカは、中国との経済戦争的な面で中国批判の手綱を少しゆるめてくれるはず。

 それが“おとなの対応”というものだと思います。おとなの発想は、懐が深い。[ #おとなの対応 ]

 経済・金融制裁は、中長期的な効果は絶大なのです。日本も、太平洋戦争に突入する意思決定をしたのは、アメリカなどの経済制裁に耐えきれなくなったのが遠因でした。

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