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2020のテーマ:BPDと対話とギルド

あけましておめでとうございます。

令和初めての正月、夏にはいよいよ東京オリンピックが開催されますね。

改めて国内環境を俯瞰してみると、少子高齢化、テクノロジーの活用そして、グローバル化への対応というメガトレンドにあります。人との繋がり方、価値の出し方、働き方、様々な領域で変化をつくりだすこと、対応していくことが求められそうです。

個人的には、Supershipグループに勤務して2年目の年であるとともに不惑の前年であります。何かの節目にする一年にしたいと思っています。

ご参考:Supershipのサービス俯瞰図

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改めて、どのようなことをテーマに働いていくのかをまとめてみました。また、今年は、社内外で特定のテーマを中心とした研究会/ Guildに属し、サービスパッケージ/ プロダクトにまとめることにチャレンジしたいと考えています。よろしくお願いします。

キーワードは「共創」

今、私にとって、もっとも重要なテーマは「共創」です。今年、10月以降のオペレーションを整備する部署(BPDなど)のマネージャーを兼務するようになったこと、そして、Supershipのビジョンによって、鮮明になりました。

▼ BPDの活動を俯瞰すると「共創」をデザインすることだった

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Supershipホールディングスのビジョンには「共創」という言葉がある

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そもそも、ヨガインストラクターとして活動していた時に「創造性の回復」という言葉に出会ったことで、人の可能性やというものに興味関心があったことがこのインスピレーションの根底にあったかもしれません。

新年ということもあり、改めて、令和時代を理解した共創実践、支援していくことを具体的に行っていきたいと思います。

▼ けんすうさんのこうなるんじゃないか予測にも「共創」という言葉

Supershipの「共創」の定義

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共創への3つのアプローチ

すでに去年までもテーマにしていることではありますが、改めて、た3つのアプローチから、「令和の共創」を探ってみようと思います。

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この3つのアプローチは、FAS時代はもちろん、Supershipでの業務なくしては出てこなかったものなので、辛いことだけじゃなかったなと思っております。悲観的と言われますが、前向きなんです。私は。

1. DXを通じた前向きなリストラクチャリング(再構築)

現在、私が担当している部署は二つありますが、ともにオペレーションエクセレンスを目指したテーマで携わっています。

▼ BPDのミッション・バリュー

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BPDの活動領域

そのうちの一つの部署であるBPD(ビジネスプロセスデザイン室)は、営業プロセスから会計実績集計のプロセスを担当しています。

すでに、流れているオペレーションの安定運用に加え、いくつかのSaaSなどシステムを導入、入れ替えを行うことにより、業務のDXを目指しています。

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Supershipが「共創」のインフラ(個人的な見解です)として、これからさらに社会的なインパクトを出し、成長していくことに加え、レイターフェーズやポストIPOのマネジメントが社会課題であることなどに鑑みると、先人の仕事を尊重しながら行う「再構築」という仕事は、むちゃくちゃ骨が折れること仕事ではありますが、意義深いものだと捉えることもできます。

2. 組織開発(特に1on1)

自分にとっては、念願のテーマの一つかもしれない「組織開発」はっきり言って専門ではありませんでも、個人的には絶対に無視することのできないテーマです。

そもそも、BPDの活動を10月から本格化していく中で、共創を支援していくためには、オペレーションだけではなく、組織からもアプローチしないと片手落ちだと感じたことがきっかけでした。

そして、「組織」を考えてみると、改めて、令和という時代性にあった「組織」もしくはチームアップというものが求められているんだろうなと、Supershipの中に閉じた話ではないと感じています。

▼ ネットワーク型の情報流通を前提にした時に、人は命令では動かない

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ここで、重要なキーワード、取り組みのひとつが「1on1」や「対話」だろう考えています。社会、会社、様々な場所で行われるようになった対話の質を如何に上げていくのかは、社会的に重要な取り組みではないでしょうか。

まずは、Supershipの1on1プログラム、ガイドラインみたいなものをブラッシュアップできないかと、自分も課題感あるということもあって、考えています。

3. イシュードリブンのギルド

環境として、今後益々、スタートアップを含め、多くのプロジェクトが立ち上がる。もう一つが、地方の中小も含めて、就労人口が減少することによる人手不足になっていきます。

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このような環境の中、真っ先に生産性の向上がフォーカスされるのは、コーポレート機能やビジネスプロセス。この領域ののデザインと運用支援に改めて、注目していきたい。

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これをまず、個人ではなくギルド(チーム)で提供することが重要。個人の時代と叫ばれても、信頼は関係性にしか効果的には蓄積できない。

かつ、このギルド、会計財務税務の専門家だけでなく、法律家、コーチ、デザイナー、エンジニアなどとギルド的に繋がることでサービス提供していくことができたらと考えています。

これを「イシュードリブンのギルド」と呼んで、今までは会計事務所、弁護士事務所、デザインファームなど機能別に作られていた物を「イシュー」で異能を統合して、それこそ共創して、価値を出していく時代になる気がしています。絶対やりたい。(先の話ですが、研究を進めたい)

おわりに

という具合に、「少子高齢化、テクノロジーの活用、グローバル化」というメガトレンドの中、「令和時代の共創」の実践と支援を行うために、取り組んでいきたい3つのテーマを挙げました。

【3つのテーマ】
1. DXによるリストラクチャリング
2. 1on1を通じた関係性の質の向上
3. イシュードリブンのギルド

ぜひ、色々な方々と研究し、ソリューションとしてもまとめていきたいと思っています。2020年、いろいろと話を伺いに、そして、一緒に仕事をさせてくださいと社内外でアプローチさせていただくこともあろうかと思います。よろしくお願いします。

[Profile]
宮澤佑輔 | Supershipグループ 経営戦略本部 ビジネスプロセスデザイン室室長・事業管理部部長 | ファイナンス・ビジネスプロセス・組織開発 | PwC(監査)・KPMG FAS(M&A/Strategy)・サイバーエージェント子会社(暗号資産/ブロックチェーン)を経て現職 | 公認会計士 ヨガ講師資格保有

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