見出し画像

女性経営者が大事にしている、うまくいかない時に実践する3つのこととは?

みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty 代表取締役の三上結香(みかみゆか)です。

久しぶりの、経営者としてのこだわりシリーズを。
約半年前にはモチベーションのあげ方について書きました。今回も、よく質問いただくことの1つである「うまくいかない時」の対処法を本記事にまとめておこうと思います。

「隣の芝は青く見える」なんて言われることもありますが、自分がうまくいっていない時や不安な時って、つい自分以外はみんなうまくいっているように見えることがありますよね。

うまくいかない時ってありましたか?

こんな風に質問をしてくださる方は、おそらく不安でいっぱいなのかなと思い、特に丁寧に話を聞くようにしています。

仕事に限らず、人生において、うまくいく時もいかない時もどちらもあるのが当然だと思います。ずっとうまくいっている人、ずっとうまくいっていない人、なんていないはず。だから、本当はそんな質問しなくても答えはわかっているはずなのに、聞きたくなる時ってありますよね。

「もしかして、すぐにうまくいくと思っている?」と自分の胸に手を当てて聞いてみる

私は、何かしらうまくいっていないな、と思うとわかりやすく落ち込みます(笑)。「あぁ、うまくできなかった」「ダメだった」「やってしまった」「なんでうまくいかないんだろう」なんて自分に言いながら、どんどん凹んでいくのです。そのスピードといったらもう!まさに、ジェットコースターだと思います(笑)。共感される方は下記の記事をどうぞ。

そういう時、私はあえて自分に聞くのです。

「もしかして、すぐにうまくいくって思ってない?」

目標を立て、その目標が高ければ高いほど、現状とのGAPがありますよね。望むことは喜びであり、人生の醍醐味。私は、この先もずっと目標を設定しては達成していく人生にすると思います。だとしたら、GAPがあることは当たり前だと思うのです。

むしろ、目標は達成した瞬間に初めて全てが「うまくいった」と言えるのであって、それまでの過程はすべて「うまくいっていない」と捉えています。ポイントは、うまくいっていないことが悪いことではなく、「目標達成のプロセスを歩んでいる」と捉えているのです。

プロセスはいつも地味で面倒でやりたくないことばかり。そして、やり始めてすぐにうまくいくほど簡単な、もしくは低い目標を設定しているわけではありませんよね。だから、私は、楽しくないプロセスから逃げたくなる自分を抑えるために、「すぐにうまくいくと思ってるのではないか」と自分に聞くのです。

また、「3年で○○を達成する」と決めた場合、3年経つまで、もしくは目標を達成するまで、うまくいっているともいっていないとも判断がつかないと思っています。だから、目標達成のために動き出してすぐに「うまくいかないから辞めます」なんて話を聞くと、なんのことを言っているんだろう?と思ってしまうこともしばしばです(笑)。

何事も、健全に地道に努力し続ける人だけが真に目標を達成できると信じています。だとしたら、今やっている努力は、求めている結果に対してすでに充分なのでしょうか?充分な期間をかけて、結果に見合う充分な努力をしているのか?もっとできることあるかもしれない、と思ったら、まだまだここから、ですよね!

画像1

自分の人生を1冊の本にしてみると、今の自分はどのあたり?

うまくいっていない時、私はすべての事柄を短期的に見てしまっていることがよくあります。たった数ヶ月、もしくは数年うまくいかなかっただけで、まるで人生のすべてがうまくいっていないかのように捉えてしまうのはよろしくないですよね。

そんなときにおすすめの方法は、自分の自伝を作る方法です。もし人生最期に、全員が出版しなければならないとしたら、自分の一生をどんな風に本にするでしょうか?

「はじめに」では、今回の人生の目的、ゴールを明確に書くかもしれません。「スペインの羊飼いの少年が宝物を探しにエジプトのピラミッドを目指すお話です」(アルケミスト)、みたいに、人生という物語の要約を書くかもしれません。

その後は、ありきたりではありますが、わかりやすく「起承転結」に沿って書くのでしょうか。もしくは、10代、20代、30代、40代、、、と年代別に書くかもしれません。

いずれにせよ、このように自分の人生を本にすることを考えると、今の私は一冊の本にするとまだ序章だな、といつも思わされるのです。

同時に、読書をする中でいつも感じるのは、ハプニングや起伏がある物語の方が面白い、ということです。もちろん、そうではない本が好きではないというわけではありません。例えば、昔好きでよく読んでいた江國香織さんの本はどちらかというと日常を描いている本が多かったです。特に何かが起こるわけではないけれども、日常の些細なことを繊細に切り取った描写が好きでよく読んでいました。

大作と言われているような本は、たいてい起承転結が明確で、ずっとうまくいかなかったことがうまくいった、や、誰もが嫌がるようなひどい状況から一変した、など、ビフォア・アフターの差をつけて描いているものが多いように感じます。そのような本は読んでいて感動しますよね。

自分の人生もそうでありたい。大枠では起承転結がありながら、日々の些細なことにも感動をして、人生全部をまるっと楽しみたい。そんな風に思うと、うまくいっていないときも愛おしく感じるようになりました。

画像2

遅咲きの有名人と自分を比べて、まだまだいける!と鼓舞しよう

うまくいっていないとき、さらに私がやりがちなことは「周りと比較する」ということです。特に、自分が掲げている目標を早いスピードで達成した人や、今まさにノリに乗っている人と比べて自分にできていないことに焦点を当てがちです。

そんな時、私は遅咲きの経営者の方々の本を読むなどして視点を変えます。

ケンタッキーの創設者であるカーネル・サンダースが最初にカフェを開いたのは40歳の時。ケンタッキーフライドチキンを創業したのは、なんと65歳です。ヘンリー・フォードがT型フォードを制作したのは45歳の時。レイ・クロックがマクドナルドを購入したのは52歳の時。

私は社会人1年目から将来のために動き出したので、まだ20代なのに「もうこんなに月日が経ってしまった」と言ったり、まだ30代なのに「もう30代になってしまった」などと言ってしまうことがありました。しかし、一歩引いて世の中を見てみると、自分の年齢では何も事を起こしていない人の方が多いのではないか、と思うようになったのです。

比べる対象は経営者に限らず、スポーツ選手、音楽家、お笑い芸人、なんでもOKです。今結果を作っている有名な方々の中で、下積みなしでうまくいっている方は一人もいないと思います。その方々の下積み時代と今の自分を比べて、まだできることはないかな?と問うのです。

周りと比べることを止めるのは難しいかもしれませんが、比べる相手を変えることはできるのではないでしょうか?

画像3

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ずっとお世話になっている研修会社のトレーナーに、人生は出来事管理だと教わりました。今、起こっていること(事実)に対してどのように捉えるか(解釈)が大事です。

うまくいっていない、と思えば思うほど、さらにうまくいかなくなるという経験もしてきました。その都度、ネガティブになりやすい思考を一度止めて、本当はどうなりたいんだっけ?どうしたかったんだっけ?と立ち返る時間も大事ですよね。

うまくいかないということは、少なからずうまくいくことを想像してしまったからこそ感じているフラストレーションの表れです。そのフラストレーションを解消するには、うまくいくまでやり続けるしかありません!(笑)

ぜひ、希望を捨てることなく、自分を信じて、一緒にうまくいくまで何事もやり遂げましょう!私も今掲げている目標を達成するまで、やるべきことをやり続けます。

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

各種SNSはこちらから。


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?