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次男卒乳日記①

今月で1歳6ヶ月となった次男だが、いまだに授乳が必要だ。ひどい時は夜間に2時間おきの授乳が必要な時もあり、新生児かよとツッコミたくなる。

長男がわずか2ヶ月で母乳をやめたため、いまだに母乳を求めてぐずる次男に「君はいつまで母乳を飲むんだい?」と聞いてみたくなる。

母乳を飲むとはいえ、最近はさすがに1回あたりの授乳時間が短くなり、間隔が空いてもぐずりにくくなった。離乳食過程をスキップした次男だが、月齢に適した食事量とは言えずともご飯を食べるようになってきた。おそらく母乳を飲まなくなればご飯も食べるようになるだろう。

次男が1歳6ヶ月となった5月2日。「本格的に卒乳しないとね」と妻が覚悟を決めた。いよいよ卒乳に向けて動き出すようだ。

とりあえず1日目は朝昼晩と寝る前の4回のみの授乳。日中や夜間にぐずっても授乳はしない方向で動いてみた。妻が抱っこすると延々と母乳を求めるので、なるべく僕が対応することに。特に夜間は泣いたら抱っこして寝かしつけるを徹底した。

いやはや、寝ない寝ない。これまで母乳を飲んだ安心感で眠っていたのだろう。抱っこしても泣きわめいなかなか落ち着いてくれない。卒乳のためとイライラしそうになる気持ちを抑え、根気強くトントンを繰り返し、眠るのを待つ。朝になるまでに何度繰り返したか定かではないし、自分がいつ寝たかも記憶にない。たった1日でこれなのだ、果たして卒乳まで耐えられるだろうか。とはいえこれまで授乳を続けてきた妻より先に嘆くわけにはいくまい。

2日目。
出勤日だったので、日中は妻に任せるしかない。仕事中に妻から届いたLINEには母乳を求めて泣きわめく次男の動画が添付されていた。想像以上にひどい。溜まり続ける母乳で胸が張り、痛みに悶え、頭を抱えながら育児をする妻の姿が思い浮かぶ。

あまりのひどさにヘルプのLINEが止まらないので、とりあえず午前中で仕事を早退して妻を助けることに。長男と次男を引き連れて散歩をして、物理的に次男と妻を引き離す。

散歩から帰宅後、相変わらず母乳を求めて次男が妻に駆け寄る。YouTubeを流したり、おもちゃを与えたりして気をそらす。

妻が「アルコールを飲んで授乳できない状況を作る」と言い始める。アルコールがあまり得意ではない妻がアルコールに頼るらしい。

はたして今日の夜はどうなるか。


【編集後記】
1年6ヶ月続いた次男の授乳を終えようと夫婦で試行錯誤しています。
卒乳して朝まで寝てくれるようになればやっと我々夫婦もまとまった睡眠時間が確保できるでしょう。

せっかくなので思い出として卒乳までの記録を残すことにしました。
次回があるかどうかはわかりませんが。

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