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雨の日は気分が上がらない

妻がひどい片頭痛のせいで寝込んでしまい、子供たちをお世話できる人がいなくなってしまうので仕事を休んだ。昨日、一昨日と休みだったので思いがけず三連休になった。気圧が変化するたびに片頭痛に悩まされる妻。今日のは痛み止めを飲んでも、午前中いっぱい寝ても治りそうにないらしい。とりあえず動けない妻に代わって子供たちのお世話をする。

片頭痛持ちではないのでどれだけ痛いのかはわからない。妻の様子を見ると、きっと鼻炎による鼻詰まりが原因の頭痛とは比にならないほど痛いのだろう。

肉体的に気圧の影響を受けることはないが、雨の日は気分が上がらない。カーテンを開けても家の中が明るくならず、窓の外が昼間とは思えないほど薄暗いからだろうか。寝起きから鬱鬱としてしまいやる気が出ない。天気がいい日はやる気に満ち溢れているのかと問われたらそんなことはないのだけれど。

子供たちはというと、晴れだろうが雨だろうが家を壊さんという勢いで遊び回っている。底なしの体力を持つ小さな怪獣が2人もいるので、30代が近づいてきたおじさんは手を焼くばかりだ。

おもちゃの取り合いで大喧嘩が始まるので最近はおもちゃを与えていない。今日は職場から持ち帰ったゴム手袋を膨らませ、風船代わりにしたもので遊んでいる。空のペットボトルを与えても大喜びで遊ぶので、とりあえず遊べれば何でもいいらしい。おもちゃ代が節約できるならそれに越したことはない。

珍しく兄弟仲良く遊んでいるので少しだけ小説の執筆をすることにした。執筆といっても、昨年末に紙にメモしたネタを執筆ツールに打ち込むだけの作業だ。とりあえず下準備が終わらないとプロット作成に移る気にもなれない。完璧主義というか言い訳がましいというか、相変わらずの進捗状況に今日も自分に対して早く書けよと思う。

打ち込んだメモは1500文字ほど。これをプロット作成の参考にするわけだが、ここから10万文字ほどの物語を生み出すことができるのだろうか。「どうにか書けるでしょ」という根拠のない自信は現実を目の前にするとあっという間にどこかへ行ってしまう。応募しなければ読んで評価されることすらないので、とりあえずでも完成させて応募する方向に頭を切り替えなければ。

せっかくの休日なので早めにnoteを更新しようと書き始めたが、書いていると意外と調子が出てくる。気分は鬱鬱としているのに頭だけが冴えていく不思議な感覚。この感覚のまま色々と書いてしまいたいが、ゴム手袋風船を割ってしまい飽き飽きしている小さな怪獣たちの相手をせねばなるまい。戦うべき現実は多いが、ひとつずつ向き合っていくことにしよう。


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