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エッセイ6_「下半期がやってきてしまった」

2024年もあっという間に半年が過ぎ、今日から下半期に突入するようだ。

「下半期待ってました」と言いたかったところだが、残念ながら思うような上半期を過ごせなかったので、「もうやってきてしまったか」という気持ちだ。全人類に等しく流れる時間の残酷さを痛感している。後悔しても仕方がないので前を向くしかない。

元旦に「2024年は生き急ぐ」と豪語したものの、蓋を開けてみればいつもと何も変わらぬ日々の連続。やるべきことやりたいことをやらず、家事や育児、仕事を理由に時間を消費するだけの日々。自己評価が低いがゆえに「何もしていない」と判断を下す悲しさよ。

この際だから上半期の振り返りも下半期の目標設定もしないでおこう。反省も目標も自分が知っていればいいわけであり、わざわざ他者に宣言するものでもあるまい。宣言することが程よいプレッシャーとなって行動できれば良いのだが、僕の場合は口先だけで終わる可能性の方が高いので遠慮しておく。

現時点で言えることは下半期は見たくもない現実と向き合い、踏ん張りながら日々淡々とこなすべき状況になるだろうということ。詳細は後日気が向いた時にでも書こうと思うが、今後どう生きていくかを考える半年間になりそうだ。

やってきてしまった下半期と向き合うために再び文章執筆も再開せねばとは思うが、どうやら書かなくても生きていける人間なのかもしれないと最近気付いた。文章に対するこだわりも執着も愛も人並み以下なのかもしれないというのが上半期唯一の学びだろう。

これまで同様に気まぐれで書くもよし、強迫観念に襲われながら毎日書くもよし、全く書かなくなるもよし。さて、どう生きていこうか。

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