見出し画像

《9月はコンクール!そして初めましてもありました》

 すっかり10月に入り、ほぼ半ばまで来てしまいました…やや記憶が薄れているところもありますが、9月もたくさんの出来事がありましたので、振り返りたいと思います。
 多くの仲間、先生方、関係する全ての方によって、自分が生かされているのだ、と改めて感じることの多かった9月でした。皆様に本当に感謝、の気持ちでいっぱいです。

●東京都合唱コンクール(9/3新宿文化センター)

 この日は、東京都合唱コンクールの中学校・高等学校部門の日でしたが、合唱団WAKAGE NO ITARIのシード演奏を行いました(昨年の全国大会で金賞・文部科学大臣賞を受賞したため、今年度の支部大会はシードによる出場)。

 コンクールで演奏する課題曲(花と画家)、自由曲(ごびらっふの独白)に加えて、アトラクション演奏として、今春に行った第1回演奏会で演奏した根岸宏輔さん(2020年度朝日作曲賞受賞者)編曲の「君は天然色(大滝詠一)」を演奏しました。

 会場からは温かな拍手をいただいたので、中高生の方には楽しんでいただけた、と思っていますが、会場にいらした「中高年(失礼!)」の方から、「すごく楽しめる編曲でした~~!!」というようなコメントをたくさんいただきました。やはり世代によるものなのでしょう(笑)。課題曲、自由曲は全国大会(11/20@三重)までさらに磨きをかけて、佳き演奏になるよう頑張ります!

●湘南市民コール定期演奏会(9/11藤沢市民会館)

 昨年から副常任指揮者ということで、湘南市民コールと関わりを持つことになりました。今年は指揮するステージはありませんでしたが、練習を通じてサポートしました。最後の追い込み(!)でぐっと体に音楽が入ったようで、本番ではホールいっぱいに伸び伸び歌っていました。来年の定期演奏会も今からとても楽しみです!

●東京都合唱コンクール(9/23昭和女子大学人見記念講堂)

 大学ユースの部に早稲田大学コール・フリューゲルで出演しました。出演順は1番。午前10時35分からの演奏でしたので、朝の事前練習は7時(!)から、という早い時間からでした。

 課題曲は「花と画家」、自由曲は新実徳英先生の「三つのよじれ歌」から「1.古生代から」を演奏。今できる精一杯の演奏を朝イチで頑張りました。結果は金賞ですが、全国大会推薦には一歩及ばす、でした。全国大会には進めませんでしたが、コンクール本番までの練習の過程で、合唱団の成長をたくさん感じられ、佳き時間を過ごたことが大きな収穫でした。

 フリューゲルは12月の定演に向かって走り始めます。私は新実先生の「三つのよじれ歌」全曲を指揮します。他の先生方や学生指揮者のステージも例年通り(?)てんこ盛り。是非ご来場ください!

早稲田大学コール・フリューゲル第67回定期演奏会
2022年12月16日(金)開場:18:00 開演:18:30
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール


●新しい出会い

 初めまして!の合唱団が2つありました。ひとつは、江戸川区で活動する女声合唱団です。大学合唱団の同期(教員)の教え子のお母様からのご依頼、というご縁で伺いました。30名ほどの合唱団ですが、皆さんとてもお元気かつ明るくて、あっという間の練習時間でした。「歌うことが本当に楽しい!」というのは、こういうことだったのか、とコンクールでかなり厳しいところまで音楽を詰めてバランスを失いかけているときに、ふっと我に返る時間が持てて、本当に嬉しかったです。

 もう一つは、早稲田大学混声合唱団のOB・OG合唱団。今年の稲門祭(ホームカミングデー)に出演するので、その指揮を、とのことでした。こちらは歌う事への探究心や意欲が旺盛な方が多く、練習中のやりとりがとても楽しいです。あと1回の練習でさらに大きな表現に到達できたら本番がもっと面白くなるかも、と作戦を練っています。

 この他、個人的なことではありますが、大学時代の大切な合唱仲間との悲しいお別れもありました。あまりに突然で気持ちの整理が未だにつかないです。今は彼と過ごした時間を思い出しながら、指揮して、歌っていこうと思っています。

 10月は本番などを変わらずしっかりとやりつつ、身の回りのことや細かなことにも目をむけて、自分を見つめ直す時間を少しでも作りたいな、と思っています。もちろん日々の練習は、美味しいものをたくさん食べて、全力で頑張ります!

 コンクールに向けた単発のレッスンや、合唱団の定期・単発レッスン(どの形態でもお気軽にご相談ください。学校関係やシルバーの皆さんもいかがですか?)など、随時ご依頼お待ちしています!お問合せは私のHPからいつでもどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?