政治

私は政治について詳しいことは何もわからない。
昔から政治について口にすると大人たちに、
そんなことはもうわかりきってる、
そっからどうするかなんだ!
お前の言うことは一部しか見えてない。浅はかだ。
そう罵られてきた。


無知のまま意見することに恥ずかしさを覚えた。

だから何も言わなくなった。

だって私が思うことは
偉い人はもう思いついてるんでしょ?
私の考えてることは
目の前しか見えてない浅はかな考えなんでしょ?
って興味を持たないフリをした。

選挙に参加できる年齢が
18歳になった時、
18歳なんて何も考えてない、
無駄な法改正だと思った。
でも、20歳になった私は
恥ずかしながら1度も選挙に行ったことがない。 
18歳だろうと、20歳だろうと私には関係なかった。
私は、誰に何を任しても
日本は秩序を持ち、
正義を掲げる国だと信じて
疑っていなかったから。


でも、COVID-19という恐ろしいウィルスのせいで
嫌でも現実を見ることになった。
政府の対応の遅さ、政府の勝手さ、
そう言ったものを見た。
社会人になって、勝手に給与明細から引かれてる税金。
本来の給与額から
税金、保険のお金、色々引かれて
だいぶ少ないお金になってるなって
ずっと悲しいと思ってた。
そのお金がこんなにもみんなから
無駄遣いと言われてることを知って
さらに悲しくなった。
だって、働くことは楽じゃないって
知ったじゃない。
私がお客さん、上司に怒られながら
泣いて稼いだお金をいらないマスクに使われる。
汚れたマスクに使われる。
許されるべきことじゃないと思った。

今まで、私が思いつくようなことは
みんな思いついてる、
政治家はそんなことすぐできる。
そう思ってきた。

この考えに間違いがあるとは思わない。
だからこそ、その頭脳を、政策を
私たち国民のために使ってくれる人を
私たちは選ばなくてはならない。
それは今を生きる我々と
これから先産まれてくる我々の愛すべき人のために。
こんな絶望を味合わせないためにも
選ばなくてはいけないし、
選ぶ権利がある。

今、Twitterで
#検察庁法改正案に抗議します
#検察庁法改正案に興味がありません
というハッシュタグがある。

『人々が思考しないことは、
政府にとって幸いだ。』
というヒトラーの名言があるように
興味がないことは私たちが未来を諦めてるのと同じこと。
少しでも多くの人に興味を持ってほしい。
これからの日本を恥ずかしい国にしないために。

政治の話をするのは恥ずかしいなんて
世の中なくして
みんなの意見を発信して
最善策を探せる世の中になりますように。


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