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「何かを選ぶことは、他の選択肢を捨てることでもある。」

「何かを選ぶことは、他の選択肢を捨てることでもある。」

この言葉は、かの偉人Dr.エンジニアが30台半ばで気づいたことである。

(適当に、日記くらいの感覚で投稿することににしました。)

若い時は、自分の選んだ仕事の分野で一心不乱に成長を目指すことになるけれど、積み上げには時間が必要で、人生の時間が無くなることで、できなくなることもある。

異業種への転職は、そのうちの最たるモノだと思う。多くの学生が新卒の就職活動時に、「この仕事がやりたい!」と職種や企業を選ぶわけだけれど、実際に働いてみないと、自分の特性とその働き方があっているかどうかはわからない。”好きこそモノの上手なれ。”という感じで、継続できることは上達への近道だけど、人には向き不向きああって、やりたいと思った仕事と、自分の特徴がミスマッチであることもままあるんじゃないか。

私の携わってきた建築の構造設計も、向き不向きが強くあり、やりたい仕事として選んだけれど、苦しむ若者を多く見てきた。続けることで、人並みにスキルを上げることはできるけれど、苦しみながら拘るこことはQOLの向上には寄与しない場合が多いと思う。

仕事のするうえでの能力は、①業界の関係者や業務フローを理解し関係者とのやり取りを行いながら物事を進める能力と、②自分の担当領域の実践。という2つの軸で評価できると思っている。①が業界だったり、会社だったり、ある環境に共通する仕事のやり方を覚えることで、仕事の領域が同じならば、設計から営業になっても活きる職能である。 ②はまさに、自分が行っている仕事の訳でけど、基本的に結果を出せば、文句を言われないことが、多い。自分で手を動かしてもいいし、部下や社外の協力者に発注してもいい。まぁ自分の得意な方法で、実践できる体制を見つけることがQOLの向上に役立つと思う。

①で周りを見ながら、自分の専門性や実践力を向上させて、成長していくことになる。

そのうえで、この分野で成長する、!。生きていく!ということは、他の可能性をなくしていくことなんだな。と、当たり前のことに、30台で気が付いた。

社費留学に応募するのか会社内でキャリアを積む。
MBAやMOTを学ぶのか業務キャリアの蓄積を優先させるのか?30代で転職するのか、しないのか?

そのタイミングでのキャリアの決断は、その他の選択肢を消し去ることになっているんだと、数年たってから実感しました。

という話がある一方で、こんな話もあります。

特定分野に突き抜けると、見える世界が変わり、その後の可能性が大きくなることが感じられる40代です。人生のキャリアとして、技術バリバリで生きてきた私が、今は営業マンとして圧倒的な成果を出しているのには、理由がありました。その辺の話は、また今度。


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