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自閉症の息子のこと-1        誕生~2歳まで

■息子の誕生

2004年6月生まれ

妻は初産

へその緒が首に二重に巻き付きながらも
助産師さんや医師が対応してくださり
やや難産でしたが
妻が命がけで産んでくれた息子です

生まれたての息子は
すでに髪の毛がフサフサ
おまけに『魔歯(先天歯)』といって
下の前歯が1本生えており
家族みんなで驚いていました

顔立ちが私の父に似ており
遺伝子ってすごいなと感じたことを覚えています

生後の体重増加が少なく
体重増加を目的に2週間ほど入院

妻は産後2ヶ月ほど実家に里帰りしていましたので
休日ごとに妻と息子に会いに帰っていました

その後、妻と息子が自宅に戻り3人での生活が始まりましたが
妻も私も初めてのことだらけでテンヤワンヤ

夜泣き・吐き戻し・発熱・・・・・
子育ての洗礼を浴びながら怒涛の毎日が過ぎて行きます

■成長の遅れ?

生後6ヶ月頃から成長の遅れが見られ出しました

・他の子を気にせず一人遊び
・後追いしない
・お座りができない
・回るものに強い興味を持つ など

1歳
発語もなくハイハイで移動

1歳4ヶ月
一人歩きができるように
発語なし
コップ・ストローをうまく扱えず
一人で水分を摂取することができない

2歳
家庭育児相談で8ヶ月の遅れが見られると伝えられる
発語なし

■私たち夫婦の心境

私は息子が1歳になる前には
発達障害に関する著書を数冊購読しており
どちらかというと
息子の状況を穏やかに受け入れる心づもりができていたように思います

ただ、妻にはそのことを言い出せずにいました

妻は定型発達への可能性を捨てておらず
様々な機関へ相談へ行っていたからです

今回このように文字にしてみましたが
やはり、妻の子供達への愛情には頭が下がる思いです

それではまた。

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