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偶発的なアイデアを大量に生み出す「変異Maker」をつくってみたよ!

はじめに

「進化思考」には大きく分類すると以下の2つの思考パターンがあります。

  1. 適応の思考

    1. 適応状況を理解する生物学的なリサーチ手法(→問題発見)

    2. WHY:なぜそうあるべきなのか?という思考

    3. ユーザーや市場への適応は、創造を「洗練」させる

  2. 変異の思考

    1. 偶発的なアイデアを大量に生み出す発想手法(→問題解決)

    2. HOW:どのように変化できるのか?という思考

    3. 挑戦しエラーし続けることは、創造を「前進」させる

ですが、いざ「適応を観察しよう!」「変異させてみよう!」と思っても、思考の切り替えがなかなか難しいんですよね。ということで思考プロセスを支援するツールをつくってみました!

今回ご紹介するのは、偶発的なアイデアを大量に生み出す「変異Maker」です。(適応のツールは別記事で紹介しています。)

そもそも「変異」とは何か?

  • バカになるためのルール

  • 発想の「型」

  • 生物の突然変異と発明的な創造に共通するエラーのパターン

詳細は「進化思考」書籍の84p参照

「変異Maker」はこんなひとにおオススメ

  • 常識や固定観念に縛られずにアイデアを出したい

  • 短時間でとにかくたくさんのアイデアを出したい

  • 発想力の筋トレをしたい

「変異Maker」の使い方

「変異Maker」は下記の3つのパーツをランダムに組み合わせるだけのシンプルなツールです。

  1. 進化させたいx

  2. 適当なキーワード群

  3. 9つの変異パターン

例えばこんな感じ。

再計算ボタンをポチポチするとキーワードがランダムに入れ替わります

「働き方」を「ホラー映画」的に「変量」してみるとこうなる
→うーん…なんだろう。スリル満点でドキドキが止まらない働き方?

「働き方」を「ラクーア」に「転移」してみるとこうなる
→あー、これはなんか幸せな感じですね。足湯に浸かりながら会議とか。

「働き方」を「タモリ」的に「増殖」してみるとこうなる
→平日昼帯でテレホンショッキング形式の1on1をライブ配信するとか?
→もちろん、31年と半年をかけて8054回続けるんですよね?

というような感じで、妄想を膨らませます。
そしてひととおり妄想したら「再計算ボタン」をポチッとしてください。
ポチるたびに新しい世界への扉がひらきます!(たぶん)

「変異maker」のセッティング方法

  1. 進化させたいx

    1. お好きなものを入力してください

    2. 例えば自社プロダクトとか

  2. 適当なキーワード群

    1. F列に入力してください

    2. 例えば自社プロダクトを進化させたいなら、自社が持っているアセットや作り出したい状況に近いキーワードを記入していくと事業展開のアイデアを発見できるかもしれません

  3. 9つの変異パターン

    1. ここは編集せずそのままでご利用ください

ポチポチするだけで妄想がはかどります!

「変異Maker」も進化させたい

キーワードは辞書的なデータベースからAPIで取得できないかな?
いずれAIが進歩したら「?」の部分も自動生成できるようになったりする?
などなど「変異Makerの変異」も妄想中。

「変異Maker」を使ってみたい方へ

以下のリンクからGoogleスプレッドシートへアクセスできますので、シートをコピーしてご利用ください。使ってみての感想や、アレンジのご提案などいただけたらとても嬉しいです!

他にもいろんなツールを作成中ですので、またの機会にご紹介させていただきますね。お楽しみに!


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