石上神宮〜岡寺〜石舞台古墳

最近忙しくて全然行けてなかった神社仏閣参り。
久しぶりに行ったのは、奈良県は天理市にある石上神宮(イソノウエと読むみたい)。

なぜこちらに行きたなくなったか、というと、
日帰りで行けて、行ったことが無いエリアに行きたいと思ったから。

天理は、天理教で有名ですが、実は行ったことない人多いのでは?
加えて、飛鳥は、実は周遊バスを使わないといけないエリア。
ちょっと行きづらいんですよね。

ってことで、両方この機会で制覇できそうだったのでチャンスとばかりに行ってみました。

天理市石上神宮

近鉄ユーザーなので近鉄で天理まで。
実は近鉄京都線の平端駅から支線で3駅なんです。

近鉄天理駅
駅前こんな感じ

駅前広場がめちゃ広くて、方向音痴なワタシは一瞬戸惑いつつ。
あまりに日差しが強かったのでこのアーケード街を真っすぐ進みました。


すると目に入る圧倒的な存在感の天理教総本部。

天理教総本部


初めてだったもんでめっちゃでかいなあ、なんて思いながら
目的地である石上神宮を目指します。
とにかく暑かったもんでしんどかったけど、なんとかたどり着きました。

光すげー

鬱蒼とした森の中に凛と佇む鳥居。

なにやら騒がしいと思うと、コケコッコーが溢れてます。
なんと鶏が大量に放し飼いされてるではありませんか。

こっこ
こっこたくさん

なんで鶏?って思いましたが、古くから鶏は神鶏と言われていて、鳴き声には魔除けの効果があると言われてきたようです。

本殿はこのような佇まいです。
すごい涼やかで光あふれる素敵な神社でした。

本殿

帰りはお約束、天理スタミナラーメンのライス餃子セットを食べて帰りました。ガッツリ系ですね。めっちゃおいしかった!!

飛鳥へ。

天理をあとにし、近鉄に乗って橿原神宮前まで約20分。近いなあ。
橿原神宮前駅東口から、飛鳥周遊バスが出てます。(赤かめってやつ)
時刻表の案内が甘くて、分かりづらかったんですが、
多分1時間に1本なのかなこれ。
なので逃すとめんどいなーと思いながら時間調整しながらさくっと乗れました。

もう1点、これも分かりづらいなーと思ったのがバスの料金体系。
要は周遊するのですが、
・フリーパスのほうが得なのかどうかが分かりづらい。
・フリーパスがどこで売ってるか分かりづらい。(駅の改札らしいけど車内で変えてほしい)
・石舞台付近でぐるっと廻るので加算されるはずの運賃が安くなる瞬間がある。(要は距離依存らしい)
・岡寺の前に岡寺っぽい雰囲気出す停留所がいくつかある。
・周遊バス普通に高い。(岡寺まで330円)
なんてことを思いながら、バスに揺られてました。
時刻表と料金体系が分かりづらいのは致命的。改善の余地ありかとおもいます。

岡寺

ようやくこれました。岡寺。厄年なもので、ずっと来たかったのですが、飛鳥は気分的にも遠い・・・!なかなかチャンスに恵まれずでした。

少し油断していたのですが、バス停の岡寺前から、すんごい坂でした笑
そんなに距離はないですが、勾配はそこそこあるので、汗だくです。
岡寺って岡だから岡寺なのかな。
そういえば、岡寺の麓にあった寺って岡本寺だったな。
道の周りの民家には岡本さんや岡崎さんの表札が多かったな。
なんてことを思いながら、坂を登りきること約10分。(みじけーな)
たどり着いたよ岡寺!

アングルよくない・・・


石舞台古墳へ

岡寺をあとにし、徒歩で石舞台古墳へ。
下り坂なのでサクサク進み、10分程度で石舞台古墳に到着しました。
駐車場的なところで帰りの周遊バスの時間を調べたうえで、
ほぼなにもない道路のような道を進みながら、ゲート的なところを見つけました。
入場券を購入し、ここかと思いながら進むとこんな感じ。

この階段を登っていく。
教科書で見たやつ!!


なんと中にはいれます。
中はこんな感じ。

ということで、すいません!暑さもあり、正直な話滞在時間約10分程度・・・??
ここも個人的な感想ですが、すごい歴史遺産にもかかわらずダイヤモンドの原石感がはんぱないっす。ワタシの家の近くの古墳もそうですが、古墳は見せ方とストーリーをきっちり工夫しないと全然おもしろくない。知人の古墳マニアの人と話すとめっちゃ楽しくて、その流れで石舞台古墳に来たのですが、現地が全く工夫されていない。
観光ってブランディングだと思うので、もっと工夫したほうがいいなあと思いました。
例えば、
・ここに眠ると言われる蘇我馬子がどういう人だったか。
・普通の前方後円墳と何が違うのか。
・当時はどういう様子だったのか。
・なぜ石がむき出しなのか。
・飛鳥の街全体はどういう街だったのか。
・聖徳太子の家はどこだったのか。
などをどっか高台に資料館でも立ててVRとかで当時の街の様子も含めて総合的に学習できたらめっちゃ面白いのになあ、なんて思いながら、赤かめバスで帰りました。

おしまい。






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