#7僕がスポーツ現場で働く3つの理由


僕は運がいいことに、自分が見た夢をそのまま追いかけて、好きなことを仕事にしています。

人それぞれいろんな仕事をして、いろんな理由があるだろうけど、僕がスポーツ現場で働く理由を今回は書いていこうと思います。


理由その①

1番大きい理由っていうのは、やっぱりスポーツが好きだから。

小学校ではドッジボール、中学高校では野球をやって、だいたい10年間学生スポーツをやりました。

ドッジボールは運にも恵まれて、全国大会出たり、関東大会優勝したり、強豪の部類だったかなぁ。

野球はそんなにセンスがなくて、高校時代は最終的に記録員としてベンチで試合を見てました。

選手としてプレーしても、ベンチ外で応援しても、勝てば嬉しいし、負けたら悔しい。

やっぱりスポーツの醍醐味ですよね。勝ち負けがあるっていうことが。


理由その②

2つ目の理由…それは、スポーツを通して、いろんな人に出会えること。

スポーツって、何歳でも、そしてどんな人でも参加できる。

子供たちの野球教室から、プロスポーツの現場でインターンしたり、個人的にサポートしたこともありました。

選手から選手で話がいつの間にかつながって、新しい出会いにつながることもありますよね。

スポーツを取り巻く環境の中で出会える人は、選手だけではありません。同業のアスレティックトレーナーさん、コーチ、ビジネス関係、メディア関係などなど、様々な業種の人たちにも出会えることは、面白いですよね。


理由その③

3つ目の理由は、スポーツに感情移入できるから。

1番見てて良い試合だなって思えるのは、競ってて、逆転するような試合するですよね。

優勝するチームっていうのは、逆転勝ちが多いような気がします。

3連覇した広島カープとか、2015年にWS優勝したカンザスシティロイヤルズ、今年のスーパーボウル優勝したカンザスシティチーフスなどなど…

そういうチームに魅了されて、試合に熱中していく。

負けてるところから、どうやって1プレーに取り組んで、どうやって打開していくか。

そういうのって自分の人生に重ね合わせることありますよね。

スポーツの試合って全試合うまくいくわけじゃないし、人生も同じ。

いつも思い通りの人生だったらおもしろくないし、負けるからこそ、次に勝つための活路を見出す。

そういう感情移入って、やめられないとめられない。

スポーツ現場で仕事して、1チームに帯同することで、試合前後のプロセスをもっと間近で見ることができる。

それで勝ったら、本当に病みつきですよ。


印象に残っている試合

少し余談ですが、1試合すごく覚えてる野球の試合があります。普段は負け試合の方が印象に残るんですが、珍しくそれは勝ち試合でした。

僕がアスレティックトレーナーとして働き始めた1年目、去年の5月末のこと。その試合は負けたら終わりのトーナメントでした。

ベンチから見ていて、その試合は序盤から失点するある意味最悪の展開。でも僕らのチームの打撃陣も良い当たりをしていて、でも正面を突くような惜しい展開。

だからこそ思ったことは、9回の中で勝てる試合だということ。

7回くらいまでに5失点して、頼れる先発投手も少し消沈気味に降板。

それでも、僕が思うように、この回で1点取れたら…とか、この回を1失点で終えられたら…が全てまかり通るような展開でした。

そして9回、相手のリリーフ陣が乱れてランナーが溜まり、迎えるバッターは、そのトーナメントで全く打てていなかった調子最悪の選手。

カウントは覚えてないけど、ストライク先行された投手有利のカウントから、打った打球は速いファーストゴロ。

あだち充さんのタッチをご存知ですか?

都大会決勝で、明青学園が逆転するシーン。達也が監督さんに実況する中で、ランナー1,3塁の場面。得点するためにはヒットだけではなく、

ボークでも、パスボールでも、ワイルドピッチでも…そして、エラーでも
きよの漫画考察日記199 タッチ第10巻

というシーンを本当に思い起こさせるような、一塁手のエラーから、同点そして逆転と。そして僕らのチームが勝ちました。

あんなに野球の試合が思い通りに進んだことないし、そして逆転勝ちして、フライデーナイトの試合だったので、花火をゆっくり見上げたことは嬉しかったし、印象に残ってます。



と、少し脱線しましたが、結局全部ひっくるめて、スポーツが好きだし、夢があるなぁと思います。

アスレティックトレーナーとして働くことができて、毎日が夢のようだし、新しい夢もあります。

そうやってスポーツの中で仕事ができてることが、本当に恵まれているし、感謝ですね。

みなさんにとってのスポーツとは、何ですか?



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