ねころんでポカリこぼしたパーカーのへんなもようをみせてあげへん 気をゆるしかけた途端にやなことをあえて言ったらそれもハマった 不可欠になりたい 雪が積もってた頃の写真がめっちゃ明るいね 抱き合って見えてないとき「しめしめ」という顔をされていますように 好きだったひとに恋愛しなさいと言われているせんぷうきのまえで 作ったらひとに見せたくなるものと決めつけてまた傷付けていた 恋人がくれた強炭酸水はわたしをとても凡人にする 家に来る気配のことを夕立と呼んでふたりで愉し
茄子の味あつまれそうでむずかしい 夕凪に黒糖パンをあたためて 短夜はカオマンガイのなかにある
昔なら少しのヒビが嫌すぎて丸ごと捨ててたかもしれない 前回から今回までの感想をこの人はいま話してるんだ 2を3にさせたいほどの深度ではないのかもしれないかもしれない
やさしくなさがやさしさになるすみっこにペットボトルは飲みさしのまま 黙らせる効果と喜ばせる効果の両方を持つ高い花束 有益な会話しないとここにいちゃ駄目って自分にだけ思ってる
運命を信じるために待っている君に見せたいこのすれ違い 過ごしたい時間と全然ちがうけど一緒にいたりした交差点 来た道の綺麗じゃなさを受け入れて静かな顔で揺れている君
どうしてかわからないけどタンバリン持っていて静かな夜だった 気の毒でうらやましくてログアウトしたあと愛の偏りのなか 誕生日に私にくれた腕時計 眠ろうとして音に気づいた
二度目かのようにあなたはスイッチの位置を知ってて見ないで消した あいまいなものが嫌いということにしておく 残り時間を捨てて 靴下は泣ける 明るいふりをしてほんとはみんな我慢してるの
苦労してきたのねという字幕すぐ消えてしまって続くロマンス 黒の似合うひとがヤ行が音としてかわいいってこと聴かせてくれる しなければならないことがなさすぎるなんて歌ってみる四月尽
迷惑をかけないようにしていると迷惑をかけられなくもなる 11時に起きてすっかり早起きな気分で髪をまっすぐ梳かす 僕にすらなれるんだから誰にでも優しくなれるあなたでいてね
君のために使いはじめたSpotifyが今はもう下のほうにある 卒業をするべきもののようにこの曲を忘れろなんて言うなよ おじいちゃんになるころ返信してくれてそれを読みたい春のあけぼの
順番が大切なのね。本心を話したことを責められている あのときは笑ってしまったけれどまた真面目な顔を見させてほしい 百人のともだちいればそれぞれに九十九人ともだちがいる
634メートルにしようって知らないとこで誰かが決めた こんなにもドラマチックな消去法を見せられていて憧れている はずかしいのなら口にはしなくてもいいけど擬似家族的な未来
あれは桜じゃ、なくて梅だよ。かんたんなつもりが実はひとりなんです 源氏名をもらう 自分で決められる機会はいつも逃してしまう ものさしを失くしてわざわざ買い直すほどでもなくて令和も五年
用意するモノ:人生でうぬぼれたことが一度もないと言う人 利他性が必要ですね。最近は遠くのひととラインするだけ 夢があってそれに向かって進んでるっていうことを君に伝えたかった