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人生が上手く行っていないと感じた時の処方箋

1.はじめに

 年齢にかかわらず、また学生や社会人といった立場によらず、人生が上手く行っていないなと感じることはあると思います。そんなときの助けになる処方箋を簡単にまとめてみました。参考にしてもらえれば幸いです。

2.人生が上手く行っていないと感じたときにハマりやすい考え方

 人生が上手く行っていないと感じたときにハマりやすい考え方を挙げていきます。下に記した考え方は不幸しか招き入れませんので修正した方が良いです。

 (1)すべて自己責任という考え方

 全部自分のせいだと考えるのは、多くの場合間違いです。他人のせいにすることや、家族や周囲のせいにするのは潔くないと考える人もいると思いますが、100%自分が悪いということはほとんどありません。自分の誤りは正した方が良いですが、すべての責任をあなたが負う必要はありません。

 (2)完璧主義

 私が今でもよく陥る考え方です(笑)。なにか問題が生じたときに完璧な解決策を求めて考え込んでしまうと、多くの場合ドツボにハマります。対処療法とわかっていても素早く行動するのがいいこともあります。また時間が解決するのを待つのが最善の場合があります。

 (3)原理主義

 学生時代、私はこれにハマっていました。といっても宗教ではありません。簡単に言えば「これさえ理解できれば人生バラ色」みたいな原理を追い求めてしまう考え方のクセです。上で挙げた「完璧主義」の変形版みたいなものですね。場合によっては、宗教かもしれませんし、思想かもしれません。でも冷静に考えてみてください。世の中には多くの「絶対的な神様」やら「哲学思想」が存在しますが、争いは絶えず多くの人々は暗い気持ちでいます。それは「正しい原理」を知らないからではなく、そんなものは無いことの証明です。

3.処方箋

 あるのは、きっと「マシな考え方」だけなのです。ではどんな考え方が「マシ」なのか。それは一人一人が考えて体験して身についていくものです。本を読むのもいいですし、友人のアドバイスも良いきっかけになるでしょう。その時々、自分の頭で考えて「マシな仮説」(専門用語で「作業仮説」と言います)を立てて、それに従ってしばらく生きてみて、上手く行かなかったら修正するくらいで十分です。まずは深刻にならずに目の前の具体的な課題に取り組んでみることをお勧めします。人生悪いことばかりではありません。気楽に人生を送ってもバチは当たりませんよ!

 


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