2023年上半期映画駅伝
こんにちは。映画見てますか? 思ってたより今年は映画見てるみたいです。せっかくなんで感想を書き記したり、当時書いてたふせったーをまとめようと思います。上半期といいつつ7/1に見た映画までを含みます。各種映画のネタバレがありますので、目次からタイトルを確認し、ネタバレにご注意ください。
年末年始に見たやつは既にまとめてますので、そっちを見てください。私に二度と■■■の■■■■■の話をさせるな。
1/13 ミッドサマー
きっつい。出来が良いだけにまーじできっつい。
クソ女 ★★★★★
クソ男 ★★★★★
グロさ ★★★★★
でも映画としての出来は ★★★★★
ごめん、同窓会には行けません。今、人里離れたヘルシングランド地方森の奥深くのホルガ村にいます。 pic.twitter.com/q0L1UheQKc
— Yuki Asamura / 浅村 悠紀 (@yk_asamura) January 13, 2023
半年前のことを思い出したり当時のツイート見ながら書いてるんですが、初手からなんでこんなきついんですか? いきなり両親死ぬし妹自殺するしでメンヘラになったクソ女がカレピとお友だちグループのホルガ村観光に向かったらお祭りでパーティ(血祭り)が始まるすげえホラー。
クソ友達「君もホルガ村行く?(来ないと思うけど)」→クソ女「いかない……」→クソ彼氏「僕は行くけど」→クソ女「私も行く!」 の流れはクソオブクソ。人間のしょうもなさがホラーの引き金ですよまーじで。お前生きたくないって思ってたのに彼氏が行くから着いてきたんだろ、ガタガタ言うなよ! ってずっと思ってました。とんでもねえな。はい。
本当に怖いのは人間ですよ、を地で行かれるとおれついていけないよ……と思うんですけど、でも本当に映画としてクオリティめちゃめちゃ高いんです。怖いくらいに。やっぱり最後は燃え盛る炎を見つめてニッコリですよ。
4/1 映画刀剣乱舞 -黎明-
小林靖子を出せ。
前作からの期待度 ★★★★★
期待に対する感想 ★★★☆☆
「なんとかなれーっ!」 ★★★★★
へし切長谷部 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ちなみに浅村は五虎退君と乱藤四郎君が好きです。
当時の感想ふせったー
前作の継承がめっちゃくちゃ良かったんですよ。だからかなり期待してました。ぶっちゃけ継承を期待して見に行くと肩透かしされちゃうな……と思います。
この映画では審神者が4人いるんですよ。TRPG的に言うと女子高校生(PC1)、国家公務員(PC2)、神主のじいちゃん(PC3)、ギャル(PC4)みたいな感じで。PC1が全部台詞を奪っちゃってPC2~PC4が空気になってる。かなしい。
三日月宗近が可愛かった、ってところが印象に残っていると言うかそれ以外ほとんどないんですよね。ストーリー的にはだいぶざっくり大味。基本的に女子高校生の「なんとかなれーっ!」で全部解決するので、いやそうなんだけども……みたいな。
個人的には国家公務員、神主のじいちゃん、ギャルがそれぞれ掘り下げ少なすぎて物足りなかったので、もうちょっと彼ら彼女らと刀剣男士との話を出してくれる方が良かったと思う。
ざっくり刀剣乱舞のファンではない(ファンと呼べるような活動をしていない)からか、全員参戦! のパートはあんまり響かなかったんですよね。某P業をしているときにいつも思ってたのが「一言二言雑に喋らせただけで運営ちゃん満足してないよね?」だったので……。出すならちゃんとうまくキャラを立てて欲しいところがある。でも、刀剣乱舞の2.5次元をいっぱい見てる人たちからすると、あれってキャップにアイアンマンにソーにスパイディにウルヴィーに俺ちゃんが並ぶようなアベンジャーズシーンなんだろうか。
ああ、そうだそうだ。ギャルとへっしーの話だけで2時間尺が持つと思うんですよ。それは楽しみに待っていますんで。
ちなみに浅村は五虎退君と乱藤四郎君が好きです。
4/1 名探偵ピカチュウ
これらの映画の中で一番きつかったと思う。Not for me映画。
尺稼ぎに口喧嘩 ★★★★★
突然手を繋ぐ ★★★★★
話を聞かない口論 ★★★★★
ポケハラ ★★★★★
当時の感想ふせったー
この世でもかなり珍しいと思うんですが、名探偵ピカチュウがまったく私の感性には合いませんでした。とてもつらい。
ざっくり感じたのが「B級洋画あるあるを詰め込んで、ポケモンとライアン・レイノルズの皮を被せた映画」で、浅村はぶっちゃけ苦手な部類でした。そしてこれをポケモンでやられるときっつい。ストーリーが無味乾燥なんですよ。ポケモンが出てりゃ良いって感想にはできねえんだ。すまない。
相手の話を聞かないで会話する。「いつだってそう! あなたは◯◯ばっかり!」「待ってくれ、話を」「もういい!」みたいな会話、なんで毎回するんですか? アンガーマネジメントって知ってる? 6秒だぞ6秒。
いかに中の人がライアン・レイノルズだろうと、私はあれをピカチュウだと認識しているので、ピカチュウが「待って、半裸の男の乳首が気になって会話に集中できない」って言われると「しょーもな……」ってなっちゃう。だったらギエピーをハリウッド化しろよ。
あと、地味に嫌だったのが「あなたパートナーポケモンは? えっ? いないの???」って何回か聞かれる所。あれハラスメントですよ。ポケモンハラスメント。それを言ってくるルーシーと、主人公のハリーがなんやかんやいつの間にか仲良くなって手を繋いでるので「ああ、こうしたらハッピーエンドだろ? って言いたいのね」と感じてしまうのが……どうにも。
世間的には評価高いんですよね。おれは普通にはなれない……。
4/21 ダンジョンズ&ドラゴンズ
ラスボス(フォージ)が当時の会社の部長と顔そっくりで辛かった。
おすすめ度 ★★★★★
セクシーさ ★★★★★
家族の温かさ ★★★★★
パラディンのセクシーさ ★★★★★
当時の感想ふせったー
セクシーパラディンの話だけ書いていいですか?
この映画の感想は「よく出来てるな」だったんですよね。映画として見て2時間感じさせずに楽しめる作品。ダレるパートがないんですよ。
個人的には娘ちゃん……。エドガンをちゃんと信じてあげてよ、嘘つきおっさんの事は少しは疑おうよと思ったりするけど、思春期に父から引き離されてると擦れちゃうよねとは思うし。エドガンもエドガンで家族が大事じゃなかったから(夫婦が大事だったことを途中で認めてる)、こじれるよね……と思います。ホルガがいてくれてよかった。ホルガ? ホルガ村の……ホルガ……???
個人的にはエドガンが一番戦闘能力低いのが好きです。でもエドガンがいないとあのチームまとめられないんですよ。エースではないけどリーダーで、ゲームメイカー。バード/スカウトって結構マニアックなビルドだと思うけど。キャラクターとしてはドリックがかわいい。
ゼラチナスキューブに突っ込むシーンと、ソフィーナの倒し方(透明化+魔法封じの腕輪)はTRPG的解決だなと思います。正攻法でぶっ倒すんじゃなくてPLからのひらめきで「お、それ思いつきます? じゃダイスに祈りなよ」って感じがする。
この映画って家族の話なんだけど、じゃあ誰が父で母で、じゃなくて「みんなで家族」ってのが良い終わり方だなと思いました。10年前ならエドガンとホルガが抱き合ってキスするシーンがあったと思う。時代だなと思うし、私は今の時代の方が好きです。
あとゾンビに神谷浩史、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一はキャスティングおかしいでしょ。豪華。
5/1 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
見る前「予告編すげー良さそうだなあ」
見たあと「イヤッフゥーーーーー!!!!!!(映画館から飛び出す) ハッハァーーーーー!!!!!!!(着地) イツミィーーーーマァーリオーーゥ!!!!!!!!(Vサイン)」
おすすめ度 ★★★★★★★★★★
マリオ"ブラザーズ"感 ★★★★★★★★★★
魔界帝国見たさ ★★★★★★★★★★
唯一の希望: 死による解放
当時の感想ふせったー
もう文句なしですよ皆さん見ましたよね? まだ映画館でやってるんで見ましょう。タイミング逃して字幕版を見逃したことはちょっと惜しいと思った。
この映画の一番好きなところはマリオ”ブラザーズ”であることです。ルイージってめちゃくちゃ扱い悪いじゃないですか。特にマリオ&ルイージRPGだと。2とか3はかなり扱い悪かった記憶がある。この映画ではそんなことないです。だっていつものピーチ姫の枠にルイージがいるので……。でもちゃんとルイージも活躍します。
ピーチ姫が強いんですが、まあスマブラに出るくらいだからね。そりゃ強いですよ。最近のポリコレだなんだを意識して、とか言われたりしてましたけど、ピーチ姫の強いところをご存知でない? スーパーマリオRPGのリメイクやろうね。
ピーチ姫とマリオが気心知れたお友達として話をしてるのがすごく良いなと思いました。一昔前の映画なら以下略。
トゲゾーが攻撃を受けた後の「このまま終われるか!!(トゲ付き青甲羅)」はめちゃくちゃ笑った。そりゃ勝てん。
![](https://assets.st-note.com/img/1688388949772-OSndD7YIB2.png)
5/4 ファイト・クラブ (字幕版)
ファイト・クラブ規則第一条 ファイト・クラブのことを口外してはならない
ファイト・クラブ規則第二条 ファイト・クラブのことを口外してはならない
5/4 ファイト・クラブ (字幕版)
ホラー映画 ★★★★★
理解度 ★★☆☆☆
マッシヴさ ★★★★★
ボブ: 彼の名前はロバート・ポールセン
ぶっちゃけしっかりとは話を理解できなかった。ただとにかく怖え……! ってなってましたが、つまり最初からブラピはいたんだよね。
主人公もイカれてりゃ、マーラもイカれてるしブラピもイカれてる。みんなイカレポンチの集まりですよ。ド健全にタバコふかしてる女が重病者の会に出回ってなにしてんの? ここはあなたの住む世界とは違うの、森へお帰り。
ブラピのカットを徹底して「主人公とブラピだけしか映らない」ようにしているあたりから、「なんかブラピって実在しない?」とは思いました。ラストで自分自身と一人相撲しながら追い詰められるのはホラーですよホラー。でも銃で自分の顎ぶち抜いて勝利。爆発を見ながらマーラの手を握るんじゃないよ。
ボブが死んでしまって悲しくなった。ボブ……。
7/1 THE FIRST SLAM DUNK
映画で一番好きだと思ったのは三井君です。
バスケのリアリティ ★★★★★
明るさ ★★☆☆☆
テンポ ★☆☆☆☆
浅村のハマり具合 ★★☆☆☆
当時の感想ふせったー
ぶっちゃけこの映画にあんまり浅村はハマれていません。なんでこんなに映画の人気が高いのかも、「思い出補正?」と思ってます。正直なところ。好きな方は本当にごめんなさい。
やっぱり1分1秒を争うバスケの試合で、試合を細切れにして回想を挟むのは正直良くないと思いました。この映画はとにかくテンポが死んでる。
原作者のやりたいことと、私の見たい映画とがまったくミスマッチしてんだなと思いました。あとはふせったー読んでください……。
でもバスケのシーンはとても良かった。
三井君が「もう腕全然上がんねえよ……」と言いながらパスもらって受け流したり、パスもらって3ポイント決めるのはめちゃくちゃ格好いいなあって思いました。
あと、あれ刃牙だよね。
「素晴らしい 君は本当に優秀な才能を持っている」
「ご褒美に敗北をプレゼントしよう」
3/31、5/1、7/1 映画 東京リベンジャーズ
「本物をヤラないとカッコ悪いじゃん」じゃねえんだよ。
実写映画としてのクオリティ ★★★★★
お通しの暴力 ★★★★★
メインディッシュの暴力 ★★★★★
〆の暴力 ★★★★★
カズトラ君 ☆☆☆☆☆
最初は脅されたから見ました。めちゃくちゃ面白かったです。タケミッチの成長物語としてすげー面白い。
でもマイキーがおっさんすぎる……って思ったんだけど、マイキー役の人って仮面ライダーフォーゼの朔田流星なんだよね。マジで言ってる??? 朔田流星で画像検索したけど全然違う……。
1がすごいきれいに終わったので(君はいつも突然やってくるね)、「いやこれでいいじゃん!」って思ってたんですけど、2を見た瞬間に考えを改めました。ヒナちゃん死んじゃったじゃん。あっくんがパシられてんじゃん。なんなんだよ……。
2を通してやっぱり映画としてクオリティが高いと思ったのと、でもその上で「これは東京リベンジャーズ3を作る構想があるんだろうな……」という気持ちが分かるんですよ。その上でマジのダセェことやらかした人がいるんですよ。なんで?
バジ君をめちゃくちゃ勧められたのでバジ君出るたびに「バジ君」だ……って思ってたんですけど、バジ君はあの映画のサービスシーン担当なんだと思いました。お通しで暴力出してくれるし、おすすめのおつまみで暴力出してくれて、〆の暴力まで出してくれる。あと、バジ君が単騎で戦う時はだいたい無双するから。
で、映画3作見た感想が「なんでみんなカズトラ君かばうの?」なんですよね……。カズトラ君は理解ができないし同情すらさせてくれない。
① マイキーの欲しがってるバイク見つけた! 盗もう! (は?)
② バイクの持ち主に見られた! 殺そう! (は???)
③ バイクの持ち主マイキーの兄ちゃんだった! 俺は悪くねえ! マイキーが悪い!! (は?????)
④ 俺はマイキーを殺す! バジも裏切ったっぽいから殺す! 東万はぶっ潰す!! (は????????)
これを見せつけられ、その上でカズトラ君のパーソナルな部分も回想も見せてくれないのだから同情の余地すらないんですよ。バジ君はなぜ彼の罪を背負うんだ。マイキーはなぜ彼に有利な証言したんだ。だってバジ君に自分のケツ一生拭いてもらって言う台詞が「マイキーを殺す」ですよ。同情すらさせてくれない。だいたいこいつのせいじゃん。
3/18、3/24、4/8、5/1、6/4 シン・仮面ライダー
君が望んでいたからだ。強い力を。
心スッキリ度 ★★★★★
魂の自由 ★★★★★
Amazon primeへの期待度 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Amazon primeで7/21から独占配信です。もう一回見る。君も見よう。
浅村はこの映画について何を語って良いのか未だに分かりません。この映画が好きであることは確かです。人生で5回も見た映画とか他にないです。それでも、「人生で一番の映画は?」という質問に対してこの映画を挙げて良いのか分かりません。でも、6回目を見ても私は楽しめる自信があります。
1回目を見終えた時「何がシンだよ!!」と思ってたんですよ。「ウイスキーの原液飲まされる映画」とも言ってました。2日くらい経ってから「いやもう一回見直したら面白いのでは?」と思い立ち、何かが変わりました。そこから3回目を観て、TRPG遊んだ際に一文字隼人のパロディを遊び、4回目を観て、終報が出たので最後の5回目を友人のきるとさんと観に行きました。狂ってる。
ダメだ。説明ができない。この映画についてはまた、自分の言葉が分かるまでもう少し待ってください。好きなんですよ、この映画は。でもうまく言葉を出せない。なにか悔しい。お前は文章を書く存在だろうが。どうして書けないのだろう。
総評
思ってたより観ていたし、めちゃくちゃハマったものとハマらなかったものの差が大きいですね。
観たいと思っていたものがなくなりました。ひとまず探しましょうか……。
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