梶 雄司

会社員兼大学院生(国際政治学修士・法政大学)。 専門は刑事政策・司法制度改革・港湾行政…

梶 雄司

会社員兼大学院生(国際政治学修士・法政大学)。 専門は刑事政策・司法制度改革・港湾行政問題。 猫を神と崇める元アマチュアボクサー。ボクシングは見るのも動くのも好き。

最近の記事

ノーベル平和賞選出の難しさ

安倍総理がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦した事に関して、トランプ大統領側から安倍総理に依頼していた事が判明した。 https://www.asahi.com/articles/ASM2J6V31M2JUTFK00J.html ノーベル賞は自薦他薦を問わないから、とりわけトランプ大統領の行為が違法というわけではない。もっとも、いくら最重要同盟国の大統領から依頼されたとは言え、果たして推薦する働きをしたか疑わしい人物を安易に推薦してしまう安倍首相の行動に疑問を感じる。

    • 体重差と余りある実績の違いを見れば、無謀なマッチメイクなのは百も承知。 メイウェザーの全盛期を目に焼き付けた人間として、メイウェザーに軽くでも左ストレートを当てた天心選手は最上級の賛辞に値する。負けを引きずる必要もない。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00010001-wordleafs-fight&p=3

      • フロイド・メイウェザーを呼ぶのに必要な金ー世界最上級のスポーツビジネス

        総合格闘技RIZINにて、全勝の新鋭にして日本最強の呼び声高い那須川天心選手が、ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー選手と対戦。残念ながら、1ラウンドに3度のダウンを取られる一方的な展開を見て、セコンドが棄権を申し出たためメイウェザー選手の勝利となった。 普段60kg前後で試合をする那須川選手と、一番重い階級がスーパーウェルター級(69.9kg以下)だったメイウェザー選手とでは体重差がかなりある。 那須川選手が8オンスのグローブに対して、メイウェザー選手が1

        • トランプ大統領がTPP交渉から脱退してアメリカに有利なEPA交渉を進めている時に、普段は対米追従に走る日本政府がアメリカ政府の言い分を受け入れず、新しい国際協力体制を築いた功績は大きい。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39578500Z21C18A2MM8000/

        ノーベル平和賞選出の難しさ

        • 体重差と余りある実績の違いを見れば、無謀なマッチメイクなのは百も承知。 メイウェザーの全盛期を目に焼き付けた人間として、メイウェザーに軽くでも左ストレートを当てた天心選手は最上級の賛辞に値する。負けを引きずる必要もない。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00010001-wordleafs-fight&p=3

        • フロイド・メイウェザーを呼ぶのに必要な金ー世界最上級のスポーツビジネス

        • トランプ大統領がTPP交渉から脱退してアメリカに有利なEPA交渉を進めている時に、普段は対米追従に走る日本政府がアメリカ政府の言い分を受け入れず、新しい国際協力体制を築いた功績は大きい。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39578500Z21C18A2MM8000/

          大統領府から軍への指揮系統が乱れた異常事態であるという重村先生の分析。 ①支持率低下の打開策として文大統領側近が画策した、②軍の意欲低下が背景にあり、いずれも北朝鮮融和政策が国民に響かなくなった焦りと見られる。 https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/230558/122600036/?P=2

          大統領府から軍への指揮系統が乱れた異常事態であるという重村先生の分析。 ①支持率低下の打開策として文大統領側近が画策した、②軍の意欲低下が背景にあり、いずれも北朝鮮融和政策が国民に響かなくなった焦りと見られる。 https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/230558/122600036/?P=2

          エルドアン大統領の言い分をほぼ全て飲み込んだ模様。 側近が相次いで辞任しているトランプ大統領だが、口の上手い外国首脳(プーチン大統領しかり)にあっさりと丸め込まれる悪い癖がある。 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14865?page=2&layout=b

          エルドアン大統領の言い分をほぼ全て飲み込んだ模様。 側近が相次いで辞任しているトランプ大統領だが、口の上手い外国首脳(プーチン大統領しかり)にあっさりと丸め込まれる悪い癖がある。 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14865?page=2&layout=b

          アメリカ予算案不成立ーねじれ議会での駆引きの見通し

          https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00000004-jij_afp-int 議会がねじれていたオバマ第2次政権(2013~2016)でも、予算案が通らず16日間の政府機能停止(省庁閉鎖)が発生した。 真冬に省庁が機能しないと人命に関わるため大抵は直前に議会が折れるものだが、今回はメキシコ国境での不法移民対策の予算を認めるか否かという難しい問題が挙げられる。 トランプ大統領にとっては就任前からの悲願ゆえ何が何でも通したい

          アメリカ予算案不成立ーねじれ議会での駆引きの見通し

          ゴーン元日産自動車会長の逮捕によって日本の刑事司法制度は変わるか?

          https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38528340U8A201C1000000/ 本日の日経電子版に興味深い記事が出ていたので、紹介がてらコメントしたい。 日本の刑事司法制度への海外の誤解うんぬんはさておき、残念ながら前時代的かつ硬直的な刑事司法制度であることは否定できない。 国連の規約人権委員会(批准している国際人権条約に反する法規がないか、4年程度に一度報告書を提出し、その内容を審査する場所)では、知る限り30年以上にわたって

          ゴーン元日産自動車会長の逮捕によって日本の刑事司法制度は変わるか?