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tzalam
当たり前だけどもろい。
和歌山市では水道管が破損して1週間断水、その数日後には東京都足立区始め首都圏を襲った震度5強の地震では水道管が破損した他、「日暮里舎人ライナー※」が脱輪し、鉄道もストップして帰宅困難者が報道された。地震から一晩経っても、鉄道の一部が運転を見合わせたり、東京メトロや湘南新宿ライン、上野東京ラインは直通運転を中止するなど余波が続いた。
※日暮里駅(荒川区)と見沼代親水公園駅(足立区)を結ぶ東京都交通局(都営)の新交通システム。お台場の「ゆりかもめ」大阪の「ニュートラム」神戸の「ポートライナー」などと同じゴムタイヤを履いた小型の車体が特徴。ドライバーレスの自動運転を実施している。
こうやって、当たり前にあるインフラがいかにもろいかを実感させられる出来事が続くと不安になる。特に地震に至っては、自然の脅威を実感する。僕自身も他人事ではないし、3年前のことがまた起こっても不思議ではないし、和歌山のようなことがあってもだ。
僕自身は普段から風呂水を溜めるようにはしているし、倒れやすいテレビにはジェル状の制振マットを四隅に貼ったりしている。また、食料も「ローリングストック」を実践して、フードロスになることも減らしていたりする。しかし、アパートはオール電化だから制約はあるし、当たり前ではあるが対策に完璧なんてない。
至る所で教訓を目の当たりにしてはいるが、なかなか追い付いてなかったり、想像できそうなのにできなかったり、後回しにしたツケが来たなんてことも至る所で見る。批判したくもなるが、これが人間ってもんなのだろう。それだけ頭脳は完璧で柔軟に動けるように設計されていないから。それでも、何か気づかされることだらけ。
先月も故郷で地震があるなど、気づかされることが多いし、断水も含め、いかにインフラが当たり前のようでもろいことにも気づかされた。今一度防災対策を練らねば。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。