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忘れ物を取りに旅に出た。

信楽に行った帰り道、新快速に乗っていたら、愛用しているウォークマンを忘れていることに気づいた。翌日夕方、JR西日本の忘れ物専用のチャットサービスで問い合わせて、乗っていた列車の時刻、号車、具体的な場所、大きさ、付属品の有無、型番まで詳細に問い合わせた。その後、オペレーターから補足の質問を受けた。
その結果…

それらしき届け出があった!

チャットから1時間半ほどして、駅の忘れ物センターから電話があり、受け取り場所や最寄りの階段の乗車位置まで教えてもらい、翌日取りに行くことになった。

翌日、バイトを終えた僕は近鉄電車に乗り込み、京都駅へ。そこの駅そばで「鶏天そば」とじゃこおにぎりで腹ごしらえ。食べてすぐに、新快速に乗り込む。乗って1時間半弱。着いたのは…

京都の自宅から直線距離にして100㎞以上はあるJR西明石駅。ここにウォークマンが預かってあった。
改札を出て、駅員さんに取りに来た件を伝えると、専用のタダ券で新幹線改札内にある「忘れ物取扱所」へ。

担当の方に、目当ての物を持ってきてもらうと、形、色、保護フィルムの剥がれ具合は僕の物と一致して確率が上がる。そして、電源を入れて、中にある曲を確かめる。直前に聴いていた「SCANDAL/OVER DRIVE」の再生画面。そして、独自のフォルダー名「〇〇の速達列車or普通列車」の文字でもう100%僕の物と確定して、用紙に名前、住所、電話番号を書いて、身分証のマイナンバーを提示。もののすぐに手続きは完了した。「ありがとうございます!助かりました!!」と僕は深々と一礼し、専用タダ券を返した後、極度の緊張疲れた体を癒すためにセブンイレブンでキレートレモンを一本ぐびり。それから、家路に着いた。

今回は、座席のチェックを怠ったが故に忘れることなり、指差しや日頃の確認癖をつけるのが大事なんやなぁと思いました。人間は自分が思うほど完璧ではないし、また、やらかす可能性は無くはないです。それでも、僕は過去に家の鍵を無くしたのを機に、チェーンをズボンに取り付けて確実に無くさないようにしたりして、未然に防げることをやっています。この時ばかりはショックすぎたのと、父から「お前が悪い」という分かってるけど言われたくなかった一言で、ここまでやってますが、今回も戒めのため、座席の確認は隅から隅まで確認します。
どこの誰かはわからないけど、見つけた方には大感謝を贈りたいです。3万円が無駄にならずに済みました。

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